【あの時】桐蕪子 心結乃【人間】
4/25、メッセージ返信しております。お時間いただき申し訳ございません……!
「アンタなんか、助けるんじゃなかった」
� あの時 助けて もらった ??? です【illust/104678632】
開催おめでとうございます。素敵な企画にお邪魔させていただきます。
� 桐蕪子 心結乃(きりぶし みゆの)
女/15歳/151cm/高校生
一人称:アタシ 二人称:アンタ/オマエ
髪色は染髪(シフォンベージュ)+毛先のみ桃色
� 大切な人:姉の親友(姉の大切な人)
※便宜上『親友』としておりますが、姉の大切な人等々姉にとっての特別であり当キャラクターの想い人という形ならなんでも大丈夫です。
お相手様と相談の上決めていけますと幸いです。
激情型な女子高生。頭も口も素行も性格も悪い。
姉をはじめとした家族との仲は特別悪くないが、思春期と反抗期を永遠に続けているため家族間の会話は少なめ。
過去に一度だけ想い人であり、姉の親友でもある人物(姉にとっての大切な人)に好かれようとオモヒカミを助けたことがあるが、本来なら他人を助けようと動くことはまずない。
誰にも知られないよう、悟られないよう気持ちを殺して過ごしていたものを、オモヒカミに見透かされたことが恥ずかしくもあり腹立たしくてたまらない。
�素敵なご縁を頂きました
初春さん【illust/106426132】
∟アンタ/オマエ
───アタシに向けられるモノではないと知っていた。
それで良かったんだ。本当に。
「……何?誰だよオマエ。気安く話しかけんな」
アタシの知らない顔をして、アタシに向けられる筈のなかった眼差しをアタシに向けて。そいつは言った
「久しぶり」と
「ウザイ。キモイ。ついて来んな」
「恩だかなんだか知らねーけど、オマエのやってること全部ムカつくんだよ」
あの人の姿を騙って、あの人の声でアタシを呼んで、あの人はもうどこにもいないのに。
「五月蝿い!五月蝿い五月蝿い五月蝿い!!オマエじゃない!!あの人はアタシをそんな風に呼ばない、アタシをそんな目で見ない!あの人は────」
アタシの気持ちを、知らない。
知らないまま死んだ。
くだらないことに巻き込まれて、呆気なく、アタシの世界から消えてしまった。
「恩返ししたいんだろ?そんなにしたきゃさせてやるよ」
「あの人……オマエが今成り代わってる人を殺した犯人」
アタシの世界の隅っこに、あの人がいる。
交わらなくたって良かった。
それ以上のことなんて何も望んでなかった。
「今すぐ殺して来いよ。目も当てられないくらいぐちゃぐちゃにしてさぁ」
それなのにアタシの世界からあの人はいなくなって、
「出来るでしょ?バケモノなんだから」
あの人そっくりの顔で、声で、アタシの世界に踏み込んでくる奴が現れて。
「アタシが喜ぶ事がしたいんでしょ?だったらやれよ、ほら早く」
頭がおかしくなりそうだ。
めちゃくちゃにしてやりたい。なにもかもを。
傷つけてやりたい、あのオモヒカミを。
アタシに恩返しがしたいなんて思ったことを後悔するほどに。
「───ハァ?なにそれ。なんでアタシがオマエなんかのお願い聞いてやんなきゃなんないわけ?」
「力になるって言った、あれは嘘?」
あの人はそんなに愛おしげにアタシの名前を呼ばない
あの人はアタシのことを真っ直ぐに見つめたりなんてしない
「完全な初春さんになんて、オマエがなれるわけないだろ」
「思い上がるのも大概にしろよバァカ」
あの人との違いばかりを見つけて、詰って、
そこに安堵する自分自身に辟易する。
「歪むって何?アンタの中のアタシはそんなに真っ直ぐでお綺麗な訳?」
「ふぅん?狂ってんね。アンタ」
『歪まないで』とアンタがアタシに望むたび、渇いた笑いが出る。
いつかアンタも気付くでしょ。
人となり、自我を持ち、正真正銘『初春』になったアンタの眼差しの先にはきっと───
一等醜く歪んだ、手遅れの女がいることに。
「アンタがそれを望むなら、アタシは絶対望み通りにはなってやらない」
「ザマァみろ」
振り解けない、否定をしても、拒絶しきれない。
それならばいっそ───
─キャプション随時編集─
「あの人はそんな風にアタシを見たりしない。そんな風にアタシを呼ばない。そんな風に、アタシに笑いかけたりしない。うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい!!!!」
「…………これ以上アタシの中からあの人を奪わないで」
「アンタなんか、助けるんじゃなかった」
� あの時 助けて もらった ??? です【illust/104678632】
開催おめでとうございます。素敵な企画にお邪魔させていただきます。
� 桐蕪子 心結乃(きりぶし みゆの)
女/15歳/151cm/高校生
一人称:アタシ 二人称:アンタ/オマエ
髪色は染髪(シフォンベージュ)+毛先のみ桃色
� 大切な人:姉の親友(姉の大切な人)
※便宜上『親友』としておりますが、姉の大切な人等々姉にとっての特別であり当キャラクターの想い人という形ならなんでも大丈夫です。
お相手様と相談の上決めていけますと幸いです。
激情型な女子高生。頭も口も素行も性格も悪い。
姉をはじめとした家族との仲は特別悪くないが、思春期と反抗期を永遠に続けているため家族間の会話は少なめ。
過去に一度だけ想い人であり、姉の親友でもある人物(姉にとっての大切な人)に好かれようとオモヒカミを助けたことがあるが、本来なら他人を助けようと動くことはまずない。
誰にも知られないよう、悟られないよう気持ちを殺して過ごしていたものを、オモヒカミに見透かされたことが恥ずかしくもあり腹立たしくてたまらない。
�素敵なご縁を頂きました
初春さん【illust/106426132】
∟アンタ/オマエ
───アタシに向けられるモノではないと知っていた。
それで良かったんだ。本当に。
「……何?誰だよオマエ。気安く話しかけんな」
アタシの知らない顔をして、アタシに向けられる筈のなかった眼差しをアタシに向けて。そいつは言った
「久しぶり」と
「ウザイ。キモイ。ついて来んな」
「恩だかなんだか知らねーけど、オマエのやってること全部ムカつくんだよ」
あの人の姿を騙って、あの人の声でアタシを呼んで、あの人はもうどこにもいないのに。
「五月蝿い!五月蝿い五月蝿い五月蝿い!!オマエじゃない!!あの人はアタシをそんな風に呼ばない、アタシをそんな目で見ない!あの人は────」
アタシの気持ちを、知らない。
知らないまま死んだ。
くだらないことに巻き込まれて、呆気なく、アタシの世界から消えてしまった。
「恩返ししたいんだろ?そんなにしたきゃさせてやるよ」
「あの人……オマエが今成り代わってる人を殺した犯人」
アタシの世界の隅っこに、あの人がいる。
交わらなくたって良かった。
それ以上のことなんて何も望んでなかった。
「今すぐ殺して来いよ。目も当てられないくらいぐちゃぐちゃにしてさぁ」
それなのにアタシの世界からあの人はいなくなって、
「出来るでしょ?バケモノなんだから」
あの人そっくりの顔で、声で、アタシの世界に踏み込んでくる奴が現れて。
「アタシが喜ぶ事がしたいんでしょ?だったらやれよ、ほら早く」
頭がおかしくなりそうだ。
めちゃくちゃにしてやりたい。なにもかもを。
傷つけてやりたい、あのオモヒカミを。
アタシに恩返しがしたいなんて思ったことを後悔するほどに。
「───ハァ?なにそれ。なんでアタシがオマエなんかのお願い聞いてやんなきゃなんないわけ?」
「力になるって言った、あれは嘘?」
あの人はそんなに愛おしげにアタシの名前を呼ばない
あの人はアタシのことを真っ直ぐに見つめたりなんてしない
「完全な初春さんになんて、オマエがなれるわけないだろ」
「思い上がるのも大概にしろよバァカ」
あの人との違いばかりを見つけて、詰って、
そこに安堵する自分自身に辟易する。
「歪むって何?アンタの中のアタシはそんなに真っ直ぐでお綺麗な訳?」
「ふぅん?狂ってんね。アンタ」
『歪まないで』とアンタがアタシに望むたび、渇いた笑いが出る。
いつかアンタも気付くでしょ。
人となり、自我を持ち、正真正銘『初春』になったアンタの眼差しの先にはきっと───
一等醜く歪んだ、手遅れの女がいることに。
「アンタがそれを望むなら、アタシは絶対望み通りにはなってやらない」
「ザマァみろ」
振り解けない、否定をしても、拒絶しきれない。
それならばいっそ───
─キャプション随時編集─
「あの人はそんな風にアタシを見たりしない。そんな風にアタシを呼ばない。そんな風に、アタシに笑いかけたりしない。うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい!!!!」
「…………これ以上アタシの中からあの人を奪わないで」
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2023-03-04 00:01
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