【第206回】おにまいんぐりっしゅ【4月23日】

4月23日は「世界図書・著作権デー」
元々この日はスペイン・カタルーニャ地方の「サン・ジョルディの日」という男女が贈り物をしあう記念日でした。
近年になり、ちょうどこの日がセルバンデス(『ドン・キホーテ』の作者)やシェイクスピアの命日であることから
文豪の命日にちなんで本を送るという習慣がいつしか定着し
それをユネスコが世界的な記念日として採用したのがこの世界図書・著作権デーです。

というわけで、まひろちゃんが本屋でしみじみとエロ本について語るシーン

1文目の英訳「こういう所、今はもう気軽に入れないよな」は
「そういうコーナーがもう希少だから」
「自分が今は子どもの姿だから」
という2つの意味での言葉と思われます。

2、3文目はまひろちゃんらしい芝居がかった台詞が炸裂していて
「こういう本のおかげで数々の苦境を乗り越えることができた」
「もしエロ本がなかったら、人生は全く別物になっていたんだろう(今の自分があるのは、エロ本あればこそ)」
と言っています。
エルヴィス・プレスリーを引いてくるところがなかなか洒落ていますね。

今日の元ネタは、エロ本にちなんで『エロマンガ先生』より
引きこもりのイラストレーターな妹、エロマンガ先生こと和泉紗霧ちゃんでした。