ハイキュー①
ハイキュー沼の皆さんこんにちは、そしてクロ沼の皆さんこんばんは。
黒尾、まさしくギャップの塊ですよね。割と銀さんタイプの。
損なくらい世話焼きで責任感が強い人なのに、自分のそういう優しい部分をことごとく冗談で隠して生きてる感じがします。偽悪的とまではいかないけど、「ボクは何も考えてないです適当に生きてます」みたいな顔をして、徹底して周囲を観察しながら気遣って生きてますよね。
その人が一番望むものが何かを読み取って、導くまではしないけど、きっかけにはなってくれようとする。本当はしたいけどしたいと言えない人、本当はしたくないけどしたくないと言えない人、そういう人たちの殻の中に閉じ込めた本心を見抜いて、冗談と悪ノリを装って構って絡んで、「黒尾さんが言うから仕方なく」という選択肢をくれる。優しさを優しさのまま与えずに、ウザ絡みで包んで押し付けて、渋々受け取った側は家に持ち帰って開けてみてようやくその中身が優しさだったと知る。
素直に感謝もさせてくれないずるい男でもあるんだけど、結果的にその人が何かの殻を破って成長できるなら、その過程でいくら疎まれたり嫌われたとしてもその役を買ってくれる、そういう類の優しさを持つ人なんだと思います。
ツッキーがなぜブロックを教えてくれるのか尋ねたときも、恩師のためと素直に言えば尊敬ポイントを稼げたはずのところで、「ボクが親切なのはいつものことです」とか言っちゃうわけですよ。実際黒尾は親切すぎる男なんですが、『この人はふざけた人』という印象を自分から植えつけにいくんですよね。それでも観察眼や面倒見の良さは隠し通せるものじゃないから、接する側からすると『ふざけてる幼稚な人と思ってたけど実はめっちゃいい人じゃん。そういえば確かにこの人最初から自分でそんなこと言ってたよな。でもあんな言い方されたらふざけてるとしか思えないじゃんなんなの?掴みどころどこ??』ってなるじゃないですか。
そういう個人の内面の葛藤も含めて、周囲にいる人はなんかこの人にすげー振り回されてる…という感覚になると思うんですが、それでもああ見えて悪意のないとことん優しい人であると知ってしまったからにはもうどうしたって憎めない。はい、人誑しの完成です。
私は呆れ笑いを浮かべて「ったくしょうがねえなあ」って何かを受け入れる瞬間にこそ大人の色気が存在すると思ってるんですが(だから銀さんやカカシ先生は色気がある)、黒尾サンってそれの連続ですよね。研磨の独特な感性を、月島の現代っ子加減を、音駒たちの自由な言動を、いつも「しょうがねえなあ」って笑って受け入れてる人。その色気たるや。
各学校に魅力的なキャラが多数いてみんなほんとに大好きなんですが、大人の色気を感じたのは黒尾だけでした。高校生なのに大人の色気を持ち合わせてる黒尾がおかしいんです。
最初は飄々とした胡散臭い人。付き合ってみると意外と面倒見のいい人。さらに知ってみるとその面倒見の良さや優しさを冗談で隠してる人。果てにはコートの中ですら見守る視線を絶やさず、兄貴分の姿勢を崩さない器の大きい人。
絶え間なく繰り出されるふざけた振る舞いすら、道化に徹することのできる成熟した余裕からくるものなんでしょう。
人見知りで引っ込み思案・人付き合いが苦手だった幼少期の経験をこれでもかと活かして、人好き・人付き合いの上手い・軽薄・馬鹿なパリピ野郎を演じてる。できる人の気持ちもできない人の気持ちも分かるからこそ、どんな人の架け橋にもなれる、まさに“繋ぐ”男だと思います。
バレーボールという『繋ぐ』スポーツを題材にしている作品である以上、『繋ぐ』は確実に作品テーマの一つだと思うんですが、そこを担っているのが黒尾なんですよね。バレーボールの愛し方が1人だけ違うというか、見てるもの・見てる先が他者とは一線を画してる黒尾の人間性がとても好きです。
俺のバレーボール人生は、俺1人で完結しない!って感じですよね。
誰かに繋いでようやくバレーボールは完成するのだから。
黒尾はバレー選手としての道を諦めたわけではないと思っています。彼は自らの強い意志と覚悟を持って、ネットを下げる道を選んだのだと思うのです。
コートの中でボールを繋ぐこと以上に、バレーを人に繋ぐことこそが『黒尾鉄朗のバレーボール』なのだと、あらゆる彼の台詞から感じられるので。
ということで協会の黒尾さんの小説もよかったら読んでやってください。(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22791373#6)(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22974026#6)
コンビとしては黒尾&木兎とクロ&研磨が好きです。黒尾&ツッキーももちろん好きだけども。やっぱ別格ツートップが&木兎と&研磨。
ちょっとガラは悪いけど実は無害でザ・男子高校生って感じの悪ノリ大好き俺ら悪友親友ズッ友!みたいな黒尾木兎はもうドストライクにキちゃったし、世話焼き陽キャ(仮)×面倒臭がり隠キャ(確)の幼馴染で一見クロばかり研磨に構ってるように見えるけど面白いか面白くないかで友達契約する研磨が唯一その基準を当てがうことすらしない相手がクロなのヤバくないですか?
音駒は言うまでもなく最高だし、梟谷とも仲良くで、戸美とも因縁があって、烏野も縁がある、黒尾鉄朗とかいう美味しすぎる男。
黒尾、まさしくギャップの塊ですよね。割と銀さんタイプの。
損なくらい世話焼きで責任感が強い人なのに、自分のそういう優しい部分をことごとく冗談で隠して生きてる感じがします。偽悪的とまではいかないけど、「ボクは何も考えてないです適当に生きてます」みたいな顔をして、徹底して周囲を観察しながら気遣って生きてますよね。
その人が一番望むものが何かを読み取って、導くまではしないけど、きっかけにはなってくれようとする。本当はしたいけどしたいと言えない人、本当はしたくないけどしたくないと言えない人、そういう人たちの殻の中に閉じ込めた本心を見抜いて、冗談と悪ノリを装って構って絡んで、「黒尾さんが言うから仕方なく」という選択肢をくれる。優しさを優しさのまま与えずに、ウザ絡みで包んで押し付けて、渋々受け取った側は家に持ち帰って開けてみてようやくその中身が優しさだったと知る。
素直に感謝もさせてくれないずるい男でもあるんだけど、結果的にその人が何かの殻を破って成長できるなら、その過程でいくら疎まれたり嫌われたとしてもその役を買ってくれる、そういう類の優しさを持つ人なんだと思います。
ツッキーがなぜブロックを教えてくれるのか尋ねたときも、恩師のためと素直に言えば尊敬ポイントを稼げたはずのところで、「ボクが親切なのはいつものことです」とか言っちゃうわけですよ。実際黒尾は親切すぎる男なんですが、『この人はふざけた人』という印象を自分から植えつけにいくんですよね。それでも観察眼や面倒見の良さは隠し通せるものじゃないから、接する側からすると『ふざけてる幼稚な人と思ってたけど実はめっちゃいい人じゃん。そういえば確かにこの人最初から自分でそんなこと言ってたよな。でもあんな言い方されたらふざけてるとしか思えないじゃんなんなの?掴みどころどこ??』ってなるじゃないですか。
そういう個人の内面の葛藤も含めて、周囲にいる人はなんかこの人にすげー振り回されてる…という感覚になると思うんですが、それでもああ見えて悪意のないとことん優しい人であると知ってしまったからにはもうどうしたって憎めない。はい、人誑しの完成です。
私は呆れ笑いを浮かべて「ったくしょうがねえなあ」って何かを受け入れる瞬間にこそ大人の色気が存在すると思ってるんですが(だから銀さんやカカシ先生は色気がある)、黒尾サンってそれの連続ですよね。研磨の独特な感性を、月島の現代っ子加減を、音駒たちの自由な言動を、いつも「しょうがねえなあ」って笑って受け入れてる人。その色気たるや。
各学校に魅力的なキャラが多数いてみんなほんとに大好きなんですが、大人の色気を感じたのは黒尾だけでした。高校生なのに大人の色気を持ち合わせてる黒尾がおかしいんです。
最初は飄々とした胡散臭い人。付き合ってみると意外と面倒見のいい人。さらに知ってみるとその面倒見の良さや優しさを冗談で隠してる人。果てにはコートの中ですら見守る視線を絶やさず、兄貴分の姿勢を崩さない器の大きい人。
絶え間なく繰り出されるふざけた振る舞いすら、道化に徹することのできる成熟した余裕からくるものなんでしょう。
人見知りで引っ込み思案・人付き合いが苦手だった幼少期の経験をこれでもかと活かして、人好き・人付き合いの上手い・軽薄・馬鹿なパリピ野郎を演じてる。できる人の気持ちもできない人の気持ちも分かるからこそ、どんな人の架け橋にもなれる、まさに“繋ぐ”男だと思います。
バレーボールという『繋ぐ』スポーツを題材にしている作品である以上、『繋ぐ』は確実に作品テーマの一つだと思うんですが、そこを担っているのが黒尾なんですよね。バレーボールの愛し方が1人だけ違うというか、見てるもの・見てる先が他者とは一線を画してる黒尾の人間性がとても好きです。
俺のバレーボール人生は、俺1人で完結しない!って感じですよね。
誰かに繋いでようやくバレーボールは完成するのだから。
黒尾はバレー選手としての道を諦めたわけではないと思っています。彼は自らの強い意志と覚悟を持って、ネットを下げる道を選んだのだと思うのです。
コートの中でボールを繋ぐこと以上に、バレーを人に繋ぐことこそが『黒尾鉄朗のバレーボール』なのだと、あらゆる彼の台詞から感じられるので。
ということで協会の黒尾さんの小説もよかったら読んでやってください。(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22791373#6)(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22974026#6)
コンビとしては黒尾&木兎とクロ&研磨が好きです。黒尾&ツッキーももちろん好きだけども。やっぱ別格ツートップが&木兎と&研磨。
ちょっとガラは悪いけど実は無害でザ・男子高校生って感じの悪ノリ大好き俺ら悪友親友ズッ友!みたいな黒尾木兎はもうドストライクにキちゃったし、世話焼き陽キャ(仮)×面倒臭がり隠キャ(確)の幼馴染で一見クロばかり研磨に構ってるように見えるけど面白いか面白くないかで友達契約する研磨が唯一その基準を当てがうことすらしない相手がクロなのヤバくないですか?
音駒は言うまでもなく最高だし、梟谷とも仲良くで、戸美とも因縁があって、烏野も縁がある、黒尾鉄朗とかいう美味しすぎる男。
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2024-08-19 16:50
Comments (40)
ゴ決が大好きで何度読んで映画何度も観たのですが…どうしても「た〜のし〜」の後のクロのシーンにモヤモヤが残っておりまして… だから朱理さんのスポットの当て方に大共感です!原作の言葉も音もない、だからこそ色々な思考をクロに巡らせられるあのシーン、尊いです。ありがとうございます!!
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語りすべてにわかりみが深くて何度も頷きました。 握手してください🤝
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