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NovelAI V3でのキャラクターの作り方。②

プロンプトの画像は「NovelAI V3でのキャラクターの作り方。①」と同じもの。
②ではAI設定のプロンプトガイダンス、プロンプトガイダンスの再調整、インペイント、バイブストランスファーの使い方を説明します。

AI設定
プロンプトガイダンス
どれだけ指令に従わせるかを決める項目。
値が小さくなるにつれてポーズなどの命令を無視し始めるというデメリットがありますが、線が細く色彩の柔らかな抽象的な絵柄になるメリットもあるのでお好みで、オススメは3~6の間ですがチューニングが安定していれば2.5~10でも絵柄は変わらず線と色だけ変わって良い絵が出ます。

プロンプトガイダンスの再調整
色の白飛びを抑制するために0~0.6の間で使います、数値を上げると中間色に寄る。 白→ グレー ←黒。

インペイントとは
画像を修正する機能、開いた目を閉じたり曲げた手を伸ばしたり衣類を変えたり背景の不必要なものを消すなど使いどころが無限にある絶対に使うべき機能です。
インペイントを表示させるには幾つか方法が有る。
・画像をドラッグ&ドロップで選択肢が出てくるのでi2iを選択。
・ネガティブプロンプトの下の「参照用画像を追加」で選択肢が出てくるのでi2iを選択。
・アヒルアイコンの右の方にある「ベース画像として使用する」と「画像をインペイントする」では表示中の画像を使用する。

インペイントを追加するとi2iの強度とノイズの設定が出てきますがこの機能は使い道が分からないのでスルーします。
「書いてマスクを追加する」から修正したい箇所を正方形のブラシで塗りつぶし「保存して閉じる」、元の画面に戻るので出力する。
一度「保存して閉じる」を押すとi2iの設定画面が消えインペントだけになる、修正箇所を変えたい場合はインペイント右のペン✏️のアイコンから出来る。
i2iの設定画面にもペン✏️のアイコンがあるがこれは別の機能で使い物にならないのでスルーします。

インペイントの注意点
修正した画像は劣化する(色や線がボケる)ので修正画像から更に修正することはオススメしません(2回までならギリギリ許容範囲)。
なので複数箇所修正するときは劣化していない元画像から必ず修正するようにしています。

・良い例、髪と手と足の3か所を編集する際
 元画像A→髪を修正した画像B(1度目の劣化)
 元画像A→手を修正した画像C(1度目の劣化)
 元画像A→足を修正した画像D(1度目の劣化)

・ダメな例
 元画像A→髪を修正した画像B(1度目の劣化)
  画像B→手を修正した画像C(2度目の劣化)
  画像C→足を修正した画像D(3度目の劣化)

元画像から何百回と出力し続けても画像の劣化は1回目なので安心していっぱい出力して下さい。
私が投稿している物は元画像とインペイント修正後の画像を用意してペイントソフトで修正箇所を大きく切り取り、切り取った端を消しゴムで薄く消すことによってグラデーションが出来るので下地の元画像との境目が見えないように馴染ませています。
※アップデートで劣化の範囲が画像全体ではなくマスクの周辺だけに限定されるようになりました。
illust/127941273

●バイブストランスファー
読み込ませた画像をもとに絵を出力する機能。
服や髪、背景など一貫したオリジナルキャラを作るときに必ず使っています。
①背景無しの立ち絵を用意
②立ち絵から正面のバストアップを作る
③バストアップから横と後ろ姿を作る、完全な横顔と後ろ姿じゃなくてもいい、これで準備完了。
④後ろ姿の絵を出したいならバイブストランスファーに後ろ姿(+背景)を読み込ませて出力。
強度を強くすると、色が潰れたり読み込ませた画像の背景が白いと画像全体が白っぽくなったりするので参照強度は0.05~0.4くらいで抽出情報は1固定、透過した背景は黒として読み込まれる(曖昧な記憶)。
背景も一緒に読み込ませて一貫したキャラと背景を作ることもできる。

以上でV3の説明は終わりとなります、思い出しながら書いていたのでチグハグな説明になっていますね💦
皆さん良いものが作れるといいですね!でわでわ👍

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2025-01-05 22:42

 走るロールパン


Comments (1)

@takao_01 2025-01-05 23:44

昨年はお疲れ様でした!またいつかお会いできる日を楽しみにしています。そして良いお年をお迎えください!

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