イナリワン ウマ娘チョコ恋物語

イナリワン「おう、待たせたな！
今日はバレンタインっつーことでよぉ、あたしからのプレゼントだっ！
ほら、チョコレート！
ちゃーんと手作りだぜ？ 受け取らねえなんて言ったら、承知しねえからなっ！

……な、なにニヤついてんだい？ そ
りゃ、普段のあたしならこういうの照れくせぇっつーか、シャレたことは苦手だけどよぉ……今日は、特別だからな。
こういうのもたまにはいいだろ？ 江戸っ子は粋なこともしねぇとなっ！

……実はよ、おめぇにはずっと言いてぇことがあったんだ。
だけど、なんかタイミングが合わなくてよ……でも、バレンタインっつったら、もう言うっきゃねぇよな？

……その、あたしはよ、おめぇのことが……す、好きなんでぃっ！
てやんでぃ！ はっきり言うのはやっぱ照れくせぇなぁ……。
けどよ、これは本気の告白だ！
あたし、負けるのは嫌いだけどよ……おめぇには、もうずーっと負けっぱなしなんだわ。
いつの間にか、おめぇばっかり目で追っちまうしよ、気づきゃそばにいたくてしょうがねぇし……くぅ～っ！
こりゃあ、まいったねぇ！

だからよ、あたしの気持ち、ちゃんと受け取ってくれよな！
もし、おめぇが少しでもあたしのこと考えてくれてんなら……そん時は、ま、いい感じにしてくれや！
……って、な、なんだよその顔！ い、言わせるんじゃねぇっての！！///」