蝶の言葉(塀の中へ)
時は流れ、夢を連れ去っていった。
思い出の中の顔は、足音に消し去られた。
ただ佇む夜更け。
言葉泥棒たちの犯行現場に残されたのは、
汚れた足跡と、意味を奪われた残響のみ。
「あなたのことがずっと好きでした」
時から、切り離してなら、
何とでも言えるだろうよ。
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いつも見ていただいてありがとうございます。
はじめての方は今後とも宜しく。
ブクマやいいねやコメントやスタンプなどいただけると、とても嬉しいです。
タグ補足: モバイル三畳 沈み損ねた月 建物
思い出の中の顔は、足音に消し去られた。
ただ佇む夜更け。
言葉泥棒たちの犯行現場に残されたのは、
汚れた足跡と、意味を奪われた残響のみ。
「あなたのことがずっと好きでした」
時から、切り離してなら、
何とでも言えるだろうよ。
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2025-03-08 16:24
Comments (30)
いつも通りにポスティングの仕事をしてたら、いつの間にかこの街に迷い込みそう🤭この蝶はモンシロチョウですね。小さい頃、育ててました☺🦋
View Replies(続き)だったのか。「時から切り離せば何とでも言える」のは確かにそうですが、それが分かるのはそこに長い長い時の存在を実感した時から……。この絶妙にシニカルで後ろ向きな諧謔が、仄暗い夜の町でいっそう印象的なものになっている気がします。
View Replies聳える高層の建築物そのものが塀のようにも見えるなか、正真正銘の塀が立つ校庭のような中庭は、当然現実に見たことがないにも関わらず妙に既視感を感じる光景でした。 エンデのモモに出てくる「時間泥棒」にも似た恐るべき盗っ人は、実は自分の後悔
しんみりとした気分になりました
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