4字多い「トリトン」
直近の illust/128469552 に続いて、このところコンスタントに宇宙ネタを投稿していますが、今回は海王星の衛星トリトンを取り上げました。
海王星は太陽から遠く(地球~太陽の距離の約30倍)、トリトンも水はおろかメタン・窒素も凍り付いた酷寒の世界ですが、内部エネルギーと海王星の潮汐作用により、氷の地面の下には液体の海が存在すると考えられています。われわれから見れば「水」または「お湯」ですが、地表に比べ200℃以上高い、いわばマグマにあたる存在で、トリトンを含む、木星以遠の巨大惑星の衛星のいくつかでは、これが地球の間欠泉のように地表に噴き出している現象が観測されていて、「氷火山」とよばれています(他に土星の衛星エンケラドゥス等)。*参考動画: https://www.youtube.com/watch?v=kvBCTDofyK4
…で、まあ、「トリトン・噴火」といいますと、やはりあの番組のオープニング映像をどうしても思い出しますので、絵にしてみた次第です(はい、これですね😆 https://www.youtube.com/watch?v=6-zyPrujqcg)。そういう流れで、1970年代アニメのセル画の雰囲気に近づけるべく、普段の投稿とはペンタッチを若干変えてみました(クリップスタジオのペンツールのうち、「カブラペン」を通常より多用)。ただ背景に星空と海王星が浮かんでいるせいか、描き上げてみたら「トリトン」というより、むしろ「999」のテレビ版っぽくなったような気もします。なお、「地球外(太陽系内)天体での火山の噴火」を描いたという点では、既投稿のうちでは木星の衛星イオをとりあげた illust/116752457・illust/116772519 と同じ流れでもあります。
海王星の色合いにちなみ、またトリトンの原題「青いトリトン」へのオマージュも込めて、今回の絵はロゴも含め青系でまとめました。トリトンにはごく薄い大気が観測されているので、地平線近くに薄い青のグラデーションをかけています。なお2・3枚目はレイヤー差分、4・5枚目は、Xのポスト(https://x.com/sosei_ranzou/status/1906673570006344031)に予告的に投稿した下描き線画と途中経過です。
海王星は太陽から遠く(地球~太陽の距離の約30倍)、トリトンも水はおろかメタン・窒素も凍り付いた酷寒の世界ですが、内部エネルギーと海王星の潮汐作用により、氷の地面の下には液体の海が存在すると考えられています。われわれから見れば「水」または「お湯」ですが、地表に比べ200℃以上高い、いわばマグマにあたる存在で、トリトンを含む、木星以遠の巨大惑星の衛星のいくつかでは、これが地球の間欠泉のように地表に噴き出している現象が観測されていて、「氷火山」とよばれています(他に土星の衛星エンケラドゥス等)。*参考動画: https://www.youtube.com/watch?v=kvBCTDofyK4
…で、まあ、「トリトン・噴火」といいますと、やはりあの番組のオープニング映像をどうしても思い出しますので、絵にしてみた次第です(はい、これですね😆 https://www.youtube.com/watch?v=6-zyPrujqcg)。そういう流れで、1970年代アニメのセル画の雰囲気に近づけるべく、普段の投稿とはペンタッチを若干変えてみました(クリップスタジオのペンツールのうち、「カブラペン」を通常より多用)。ただ背景に星空と海王星が浮かんでいるせいか、描き上げてみたら「トリトン」というより、むしろ「999」のテレビ版っぽくなったような気もします。なお、「地球外(太陽系内)天体での火山の噴火」を描いたという点では、既投稿のうちでは木星の衛星イオをとりあげた illust/116752457・illust/116772519 と同じ流れでもあります。
海王星の色合いにちなみ、またトリトンの原題「青いトリトン」へのオマージュも込めて、今回の絵はロゴも含め青系でまとめました。トリトンにはごく薄い大気が観測されているので、地平線近くに薄い青のグラデーションをかけています。なお2・3枚目はレイヤー差分、4・5枚目は、Xのポスト(https://x.com/sosei_ranzou/status/1906673570006344031)に予告的に投稿した下描き線画と途中経過です。
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2025-04-02 06:53
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