お菓子の魔女と遥乃……不安そうなまどかとさやか

遥乃がお菓子の魔女と戦っている時です
時系列は魔法少女まどか☆マギカの中学2年4月……巴マミがお菓子の魔女に倒された日と同じです
お菓子の魔女との戦いの続きです
遥乃の奮闘……麗奈が来る前です

「この中にいれば大丈夫……！
あの魔女は私が必ずやるから……！」
遥乃はまどかとさやかを網状のシールドを球体状にし覆い
彼女自身もシールドで覆いながら応戦する

遥乃はお菓子の魔女の速度についてこれず
剣や銃による攻撃は中々当たらず苦戦している
そして彼女自身もまどかとさやかを視界に入れながら戦っているので
上手く戦いに集中できていなかった
「これでは……ジリ貧ね……」
少し攻撃を緩めてしまえばまどか達に突撃してくるだろう。
いくらシールドがあるとはいえ連続で攻撃され貫通されれば
木っ端微塵になるのは見えている。
しかし……剣で決めようとして反撃されればまどか達のリスクは急上昇し
最悪の場合自分が倒れ全滅するのかもしれない。
「どうしても……勝ち筋が見えない。
上手く動けない……！」
彼女のスタイルを邪魔しているのは他ならぬまどかとさやかであった。
一応お菓子の魔女にはダメージが通っており左の赤い耳を飛ばして
青の耳だけ残してる状態だが
奇妙なピエロ顔には陰りは見えない
しかし遥乃の顔には焦燥感が見えていた……

その後……
麗奈がお菓子の魔女の使い魔を倒しながらようやく、
お菓子の魔女の元へたどり着いた
そこには怯えるまどかとさやか、そして彼女らに向いてるキュゥべえ、
お菓子の魔女……そして……
「血……！？」
そこで彼女が見たものとは……！？

間に合ったのか……いや……

あとがき
遥乃自体の銃形態の威力はマミのマスケット銃より
明らかに弱いので火力不足です
一応使い捨てではないので連射は効きますが
大量に錬成は出来ないので総合的には微妙です

あと遥乃の高火力小型ランチャーでも
マミのティロ・フィナーレより威力が弱く範囲も微妙なので
素早く取り回せることや使いやすい事以外は厳しいです

遥乃のリボンから変形させた網状シールドは魔力により
網と網の隙間も防御出来ているので強いですし手に持たずとも移動もできます
つまり物理的な盾を持たずとも両手が空くので良く
仲間にシールドを張って守るのには向きますが
自分の場合は全方位ガードだと剣を振れないので盾の形にしたり
全方位ガード＋銃で戦うのが基本となります

しかしシールドの耐久性は暁美ほむらの盾よりは劣るので過信は禁物ですね…