「赤壁」

この絵から見て取れるカラーは十中八九、緑色なのにどこが赤壁なのだと言うのは分かる。

某ゲームの「俺はせっかくだからこの赤の扉を選ぶぜ」が如く、ちっとも赤くもない物を赤色と称して物を他人に見せるのは勇気のいる行為なのであって、作者でもある私自身も、この作品にピッタリの名前があるとしたらどんなのだろうかと無い頭なりに考えていた。

さて、話は変わるが赤色と聞いてアナタなら何を思い浮かべるだろうか?

情熱の愛、血、女、共産、火星…etc

古今東西パッと考えれば赤色のイメージは私たちの生活に馴染みの深いワードばかりでどれが答えに適しているかはこの絵を見たアナタに委ねます。

ただ、私が伝えたいのは、赤壁と言うのは「異なる存在への認識と、その対象に対する葛藤と怒り」と言う負にも陽にも受け取られる曖昧なイメージが含まれた内容の絵だと言うことです。

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2025-04-24 00:11

 アートを科学する尾崎友法


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