嫌なことがあったわたし

蒼い海は好き？
私は好きだったよ
とても綺麗に見えたから…
でも今は嫌い
自分のせいで嫌いになったの
ひどく冷たい波打ち際に
蒼く見えてた海の中
入ってみるのは怖かった
それでも、勇気を出して入ったよ
1度浸かれば二度と出れずに
足を引かれて海の底
お空はどんどん離れてく
蒼は穢れて黒くなる
息もできない、音もしない
自然の檻にひとりきり
深淵から海の悪魔が覗いてる
とろける声で耳打ちするの
僕と交わろう、ひとつになろうって
いつもは絶対聞かなかった
だけど、壊れた私は逃げられない
欲と恐怖の渦巻くそこから
誰か私を助けてよ
やっぱり海に行くんじゃなかった…
最後くらいはお日様を…浴びたかった…

さようなら…壊れてない私