いただきますとごちそうさま。続きのお話⑪
いただきますとごちそうさま。続きのお話⑪
『摂食障害のツラいところ』っていうお話です。
漫画にも描いているんですが、摂食障害の人が苦しんでいる「普通に食べることができない」っていうことが、普通に食べることができる人にはなかなか理解しがたいんですよね。
この「理解してもらえない」状況は、本当にツラい。
訴えれば訴えるほど、自分がワガママを言っているように感じてくるし、そもそも、そんな堂々と人に訴えられるような正当性なんかないって、誰よりも強く自覚しているんです。
すると、すごく苦しいしツラいのは確かなのに、それは自分一人で解決しなきゃいけないことだって、誰にも助けを求められなくなっていってしまいます。
きっと、誰にも言えず、一人で抱え込んでしまっている方は沢山居ると思います。
もしかしたら、勇気を出して家族や友人、恋人にSOSを出したかもしれない。
だけど、そこでもし「何をそんな深刻に考えてるの?」とか「病気だなんて、大げさじゃない?」なんて反応が返ってきたら、もうそれ以上は何も言えなくなってしまいます。
だから、私が訴えます。
「普通に食べたい」っていう、ただそれだけのことなのに、どうしても叶わない。
それどころか、日常のほぼすべての時間、「食べる」ことに頭を支配されてしまう。
食べる喜びや思考の自由がない日々は、本当に地獄です。
しかも、そんな日々がいつか終わるなんて保証はどこにもないんです。
一見、どこも悪そうには見えないかもしれない。
標準的な体型に見えるし、楽しそうに笑っているし、ごはんも普通に食べているように見える。
だけど、そうやって必死で「普通」を演じているだけなんです。
もし、あなたの大切な人が、小さなSOS、例えば
「ちょっと最近、どうしても食べ過ぎちゃうんだ」とか、逆に、「最近、あんまり食欲なくて」とかの言葉を発していたら、「そんなに大したことじゃない」なんてスルーしないで、バカにせず否定せず、ちゃんと話を聞いてあげてほしいんです。
もし、「私、摂食障害かもしれない」って言葉が出たら、それはもうすでにかなり深刻な状況だと考えてください。
自分が摂食障害かもしれないなんて、最初は誰だって信じたくありません。
だけど、もう受け入れざるを得ない段階であり、自分一人ではどうしようもないから、勇気を振り絞って助けを求めているんです。
逆に、信頼をしていない人には決して訴えられないことですから、その信頼を、どうか受け止めてあげてほしいなって思います。
『摂食障害のツラいところ』っていうお話です。
漫画にも描いているんですが、摂食障害の人が苦しんでいる「普通に食べることができない」っていうことが、普通に食べることができる人にはなかなか理解しがたいんですよね。
この「理解してもらえない」状況は、本当にツラい。
訴えれば訴えるほど、自分がワガママを言っているように感じてくるし、そもそも、そんな堂々と人に訴えられるような正当性なんかないって、誰よりも強く自覚しているんです。
すると、すごく苦しいしツラいのは確かなのに、それは自分一人で解決しなきゃいけないことだって、誰にも助けを求められなくなっていってしまいます。
きっと、誰にも言えず、一人で抱え込んでしまっている方は沢山居ると思います。
もしかしたら、勇気を出して家族や友人、恋人にSOSを出したかもしれない。
だけど、そこでもし「何をそんな深刻に考えてるの?」とか「病気だなんて、大げさじゃない?」なんて反応が返ってきたら、もうそれ以上は何も言えなくなってしまいます。
だから、私が訴えます。
「普通に食べたい」っていう、ただそれだけのことなのに、どうしても叶わない。
それどころか、日常のほぼすべての時間、「食べる」ことに頭を支配されてしまう。
食べる喜びや思考の自由がない日々は、本当に地獄です。
しかも、そんな日々がいつか終わるなんて保証はどこにもないんです。
一見、どこも悪そうには見えないかもしれない。
標準的な体型に見えるし、楽しそうに笑っているし、ごはんも普通に食べているように見える。
だけど、そうやって必死で「普通」を演じているだけなんです。
もし、あなたの大切な人が、小さなSOS、例えば
「ちょっと最近、どうしても食べ過ぎちゃうんだ」とか、逆に、「最近、あんまり食欲なくて」とかの言葉を発していたら、「そんなに大したことじゃない」なんてスルーしないで、バカにせず否定せず、ちゃんと話を聞いてあげてほしいんです。
もし、「私、摂食障害かもしれない」って言葉が出たら、それはもうすでにかなり深刻な状況だと考えてください。
自分が摂食障害かもしれないなんて、最初は誰だって信じたくありません。
だけど、もう受け入れざるを得ない段階であり、自分一人ではどうしようもないから、勇気を振り絞って助けを求めているんです。
逆に、信頼をしていない人には決して訴えられないことですから、その信頼を、どうか受け止めてあげてほしいなって思います。
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2025-05-08 17:37
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