宇宙帆船ムサシ

出典は 青池保子御大の「イブの息子たち」の大団円のページに飛んでいたモノに強烈にインスパイアされたものです。
それこそ当時は、宇宙空間で帆走なんてどうすんだョ と思っていたが、今は宇宙でヨットが飛ぶ時代になったのでこれもありなのです。
ともあれ、若かったきゅうなな青年は、ヤマトのプラモの艦体に日本丸のマストを取り付け、悦に入ったモノでした。
この画のムサシは、基本ヤマトの艦体に日本丸形式のマストを立てた４本マストバークです。
最近、（それでもここ十年単位なのだが・・・）宮城県の岩沼市に出張で長逗留している時に、1/700ヤマトを見つけ、「これはコイツをムサシにしてやらねばイケン！」と思い立ち（普通は思い立たない。）Ｒ４と仙台空港に向かう道の交差点付近にあった ビーヤ〇グの２階の模型屋さんで帆船模型用の例の薄い細い板を購入して甲板を張って波動砲口周辺の形も綺麗に直してバルジを盛って、主砲の位置も変更して、マストを立てる所位まで行った所で、出来たつもりになってほったらかして今に至るモノです。
帆船模型は８割方ロープの取り回しで決まってしまうと言っても過言ではありませんので、普通のプラモデルとはやはり異質です。
基本が解ればどの船でもロープの取り回しは大体決まってると、帆船模型の本などに書いてますが、その基本を詳しく解説している本が無い。
どのマストのどのヤードのどのロープが何処から出て、どの滑車を通して甲板のどこら辺のビレーピンに行ってる。そしてこのヤードで　総数何本あるとか知りたいのにそんなことは誰も教えてくれない。
そんなわけで、この画の張線も大概適当です。逆に「ここのロープはこうじゃなく、ここをこうしてこうなってる。」と添削してくれる方がいらっしゃったら大変喜んじゃぅ私がいます。