短時間挑戦 954

　さて、本日の短時間挑戦もお車で御座います。
　形状的には楽なのですが、久方振りに暖かな日が続いておりますので半分うつらうつらしながら描いた為にお時間は22分というとんでもない代物に。
　此処迄来てしまうと、もうお時間などどうでも良くなってしまいますね。
　真に眠気とは恐ろしい物で御座います。
　痛みでも、冷たさでも一向に目が醒めませんもの。

　＊本日のお車はルノー社のコレオスと申すお車だそうです。
　ネタが御座いませんので、ふらふらとさまよっている際、コマーシャルの小窓を発見致しまして、其処から辿って発見致しました。
　普段はメモリを食うだけの鬱陶しいコマーシャルで御座いますが、こう言った時だけは役立ちますね。
　ですので、子細はほぼ存じませんが、コマーシャルとするぐらいですから本年度発売の物なのでしょう。

　唯、こちらの会社はF1でも有名で、スポーツカーや一般乗用車の形状が多い気が致しますが、こちらはRVと呼ばれる悪路走破用のタイプ。
　タイヤに対して車体が少し浮いた感覚と、後一番の特徴は顎に当たる部分が前に持ち上がり、更に補強材でしっかりとガードされている事で御座いますね。
　車体の下の板と大体は一体型で御座いますが、へこみ難くする特別な立体造形をする事で顎の部分をしっかりと補強して居られます。
　唯、完全にRV一色という訳ではなく街乗りでもまるで遜色の無いお洒落なラインでシルエットを描いている点も、流石と言った所で御座いますね。

　＊本日の搭乗者さんは全く想像もつきませんでしたので、少々ずんぐりとしたシルエットに感じられましたから冬の精霊さんで御座います。
　場所によってはまだまだ冬真っ直中の幻想郷。
　特に氷の妖精さんの住まう山の付近は一番遅くに春が訪れます。

　踏みしめると音がしそうな雪の積もった氷の洞窟の前。
　一台のお車が静かに停車致します。
　それを待ちかねたかの様に思い切り飛びついてくる小さな影。
　こうして冬の精霊さんと氷の妖精さんは春までの間、仲むつまじく過ごすのでした。