星狩りの者ども

異形の旅団。
空を飛ぶ鯨砦を拠点とし、ザイランスを中心に世界中ありとあらゆる場所に出没する。
力を欲した者たちの成れの果て。
星狩りの一族とも。

その旅団の醜い姿をしたものたちはもともとは人間であった。
体内に魔力の塊『星』を打ち込む秘術『星打ち』を施し、大規模な肉体改造を行っている。
その証として、一族の者たちの体の各所に光の点が瞬くのがみてとれる。
まるで星座のようにも見えるそれは、宿主に人外の力を与え、それに相応しい人外の姿を与える。
副作用として生殖能力も失われる。
一族に加わるということは「人として持っていたものをすべてを捨てる」ということなのだ。
だから一族とはいっても血の繋がりは皆無であり、「力を欲すること」のみが一族の絆であった。

『星打ち』の秘術は、どんな資質を持っているか視ることができる『星視』の能力とともに長老のみに伝えられるという。
長老は砦につながれているとも、鯨砦そのものであるとも言われる。

力を欲するならば一族のもとを訪れるがよい。
運よく出会うことができたのならば施術を行ってくれるだろう。
彼らは来るものは拒まないからだ。
しかしその秘術の最中を生きていられればの話なのだが。

一族の者それぞれはなんらかの目的を持って力を手に入れた。
しかし当然ながらその目的を果たした後も力は残ってしまうため、
長老はこれらの者たちを一族としてまとめ、傭兵として糧を得ているのだ。
それが一族の成り立ちである。
彼らは目的を果たした後のこの生活を『星宿の清算』と呼ぶ。

ザイランスの帝王の要請を受け、異形の怪物たちは動きだした。

説明長い ＼(^q^)／　やっと参加です　へぼへぼです
力をほしがるのでホシガリです　だじゃれです