漫画家教育の弊害
まぁ、漫画の下書きについて。コレは過去に誰がこういう方法で描いていたと言う話ではなく、一般的に、こういう作画方法もあるということで参考までにひとつ聞いて下さい。まず、コマ割りをしてフキダシを配置します。次に人物をぶっつけで下書きします。そしたら背景もぶっつけで下書きします。そんでその下書きをほぼそのまんまペンでなぞります。できあがり。人体バランスや背景パースはかなりだいたいなのですがこの方法だとわりに早く間違いの少ない書き込みができます。たとえ、下書きが早くてペン入れも早くても、修正に時間をとられるようなら、最初から丁寧な下書きをして修正の少ないペン画を描いた方が、1人で描いているなら結果的に早い時もあります。また、あまり人体バランスやパースに厳密さを求めると漫画の場合は撃沈しやすいです。何故なら、画家やイラストレーターからしたら信じられないような小さいスペースに漫画家は絵を詰め込んでいかなければならないからです。漫画の原稿用紙のヒトコマヒトコマにいちいちパース線など引いていたら時間もかかるし描いてる人間も消耗します。ところで、私はこの見本のヒトコマを描くのに2時間半かかりましたが、週刊連載を持つプロ作家なら1ページを1時間もあればペン入れまで仕上げることでしょう。人体をハダカから描くとかパース線を引くとかなんてのはとっても素人のやることです。プロになりたいなら結果をいかに早く原稿用紙に定着させることが出来るか考えるべきです。ですが、雑なのはダメです。絵は下手でいいから丁寧に早く。
54
14
1725
2011-07-16 09:35
Comments (14)
ちょいもてさん、俺も商人のはしくれなんで勉強しますが勉強にはなりませんよ!
Joestarsanさんの日本語は難しくて良く分からなくて、もどかしいです。俺は日本に付着していない。
ああ、勉強になるな~。わしもけっこう上記のような描き方に近いですね。でも雑はダメですね。うん、肝に銘じておこう。
先生: それはに付着する優れた規格です。私は日本を賞賛しているのです!
ベンさん!むずかしいですよねっ!
Show More