「君と始まったのも、このバーだったね」
ナズとあのバーに来ていた、ナズとの関係をはっきりする為に。この関係は居心地が良かった。だけどこの関係は好意があるかどうかを放置している関係だった。星さんに僕の事が好きだと言い寄られたよ。僕がそう言うと「よかったじゃないか、おめでとう」とナズはにこりと僕を祝福した。その素直さに、少し僕は肩透かしを食らった。いいと思うのか、それで?「いいって何がかい?」僕が星さんを選んで。「いいに決まっているじゃないか。私達はそのつもりだったんだろう?」とナズはそう言った。僕の顔を見ないで。そもそも星さんと言い寄る為にお前と体を重ねていた関係がおかしいと思う。途中から星さんの事関係なしにいちゃついていたじゃないか?、僕らは。「・・・何がいいたいか、分らないな」そう言ってナズはグラスを呷った。僕は、今お前に好意に近い物を抱いている。確信的じゃないけど。星さんに対しても、以前程でもないけど、好意がある。今まで僕らは何回も体を重ねてきて、お前には無関心だったのに好意に近いものを持っている。お前はどうなんだ?。あんな風に献身的に抱いてくれて、お前は僕に対して何も思っていないのか?自意識過剰な話かも知れないけど、お前の気持ちを聞かないと、星さんに返事が出来ない。僕はそう、誤魔化しせずにナズに伝えた。するとナズは遠い目をしてそして僕の顔を向き、「私は君の体以外興味がないよ。自分の体の乾きを潤すためさ、君のは大きいしね」とにこりと笑った。それは本当か。と僕が問いただすと「勘違いしないでくれ。私が君に心傾ける事は一生ないよ」はっきりと僕の目を見て言った。その言葉には強い意思を感じられて、僕が入り込む余地は無いと言いたげだった。分ったよ。お前の意思は。僕は用件は伝えたから帰ると言うと、ナズは残ってまだ飲み続けると言った。「ご主人様が君の懐に居る間に捕まえ給えよ。いつまでも、同じ状況に居られるはずがないから。懐に居る間に・・・ね。」帰り際、ナズは帰りかける僕にそう言葉をかけた。僕はその言葉を無言で受け取った。本当に僕に気が無いのなら、何故星さんが僕に好意を抱いているのを知っていて僕を誘ったんだ?。その気が無かったなら、お前はただ僕と星さんをおちょくっただけの嫌な奴になるぞ?そう聞こうとしたがやめた。これを聞くとこいつは嫌な奴にならざる得ないだろうから。僕らは別れを告げて、僕はバーを後にしたわっふる・・・
ナズーリン
Nazrin
今回は1わっふるだけ
わふキャン
わっふるの人
目が死んでる
megashinnderu
マスター、これをアチラの彼女に…
懐に居る間に・・・ね
東方
Touhou
Spring_of_Dreams
想起「寅と鼠と私」
soukitoratonezumitowatashi
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2011-09-19 23:00
Comments (23)
「僕」さん退場後… マスター「わたしの奢りですコト」
そっか俺の、大きいんだ ふーん
そういえば、私がナズを好きになっていったのもこのシリーズからでしたね…。
もしここで…ナズがルート3のように泣いて告白していたら…どうなったのだろう…。 それとも、好意に近いものであって、好意ではないのだろうか…?そうすると結局は星に取られるし、裏切ることにもなるから、だから今ここで関係を切ったのかな…?
おい紳士www
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