ポンペイの四辻にて
今日は算数とぎりしあご語のべんきょうをしました。むずかしかったけどがんばりました。近所のまるくすがいねむりをして先生にたくさんぶたれていました。おべんきょうの後はお父さんと市場に行って神さまにささげる鳥を買いました。ひよこがほしかったのに買ってもらえなくてざんねんでした。でもおやつのあげぱんが甘くておいしかったです。小さな犬に分けてあげたらよろこんでいました。それからお父さんがいやらしい目で知らない女の人を見ていた事をお母さんに言おうかと思ったら、なぜかあげぱんをもう一つ買ってもらえました。かえった後はどれいのるふすとけんとうしごっこをしました。お母さんはいつもお人形であそびなさいと言うけどいんすらのかいだんからふざけてころげおちるるふすがおもしろかったです。その後みんなで食事をしてたくさんお話をしました。明日もおもしろい一日になりますように。――アッボンダンツァ通り第四区画、“赤い壁の家”出土の日記――法螺ですが。先日ポンペイを訪れて感ずるものがあったので。ポンペイ(現ナポリ近郊)は79年8月25日ヴェスヴィオ火山噴火の際、火砕流で住民もろとも一瞬にして灰に埋没し、永らく忘れ去られていた都市です。悲劇的な最後を遂げた一方、埋没した事により破壊や盗難を免れ、当時の都市の姿をよく止めており、裁判所、役所、劇場、浴場、商店街、広場、酒場に娼館、大邸宅に集合住宅、落書や食堂のメニュー等が、2,000年前の人々が今の人間同様、人生に苦しみ、そして大いに楽しんでいた事を雄弁に物語っております。アッボンダンツァ通りの復元図を参考に、撮った写真をほぞ穴など考慮せず想像で勝手に復元したものです。やはり平和が一番ですね!和みます。(何と言う説得力の無さ…)――本日のIRBC"古代ふれあい街歩き"は帝国本土第1行政区ラティウム・エト・カンパニアはポンペイよりガイウス・プリニウス・セクンドゥスさんの語りでお送りします。また、次回放送予定の"属州キリキア州都、東西の交差点、魅惑の街タルソス"はネロ帝ソロライブ生中継により急遽延期となりました。堅忍不抜の帝国市民の皆様におかれましては何卒ご了承下さい。――”狩をして、風呂に入り、ゲームをして、友と笑う、それが人生だ”パルティア人ローマ支援軍退役兵を中心に建設された植民都市ティムガッド(現アルジェリア、バトナ近郊)のフォルムで発見された落書より
ローマ帝国
Roman Empire
ポンペイ
ponnpei
1世紀
IRBC古代ふれあい街歩き
ポンペイアンレッド
オリジナル50users入り
orijinarugojuuyu-za-zuiri
154
83
4097
2011-10-02 02:03
Comments (16)
生活感あふれてて素敵です!
View Repliespotiさん 面白そうな本ですね。日記の描写の多くは古代ローマ人の24時間という本を参考にしました。市民の識字率など非常に高かったのでしょうね。
本日、シーザーの晩餐(著:塚田孝雄氏)を読んでたら、ローマの学童の風景がそのままで吹いた。しかる後、恐るべき文明性に戦慄を覚えた……盛者必衰はオソロシヤ
ミハイル8世パレオロゴス陛下 牡蠣は右に曲がって一つ目の交差点で左折、左手側二件目の店がお勧めです。あとライブ中に寝ると左遷されるので気をつけて下さい。
Show More