4巻発売カウントダウン:1
祝!! バーティミアス4巻発売前日!!! 昨日手に入った4巻はまだ袋から出せていません、もったいなくて熟成中…とにかく明日までは熟成中…!(ぷるぷる)ナサニエルかクィーズルかでうんうん悩んだんですが、ここはやはりナサニエルだろうということでカウントダウン最後はナッシー3巻Ver.で! // 作中1のチートキャラ・プトレマイオス(ハンサムだの小娘のようだの「まことに見目麗しい」だの「かっこいい彼」だのあちこちで言われております)とは対照的に、ナサニエルは容姿や造作そのものにはほとんど言及されていない子です。1巻時点ではやせっぽっちで貧相で地味で目立たない、ただ目の奥の奥をのぞくと野心が燃えている…その程度の描写でございました。しかし!! しかし、そういう子こそ、素材と磨き方次第で光るということは3巻の彼を見れば誰もが納得かと。弱いんですよね、顔自体はそんな美形でもないのに、洗練されてかっこよくなる男の子…いい…洗練されスタイリッシュなスーツに身を包み短髪が似合う痩身の少年魔法使い。ナサニエルの場合性格がもうとんでもなくアレですけどね! しかもそこに行き着く過程には独自のお洒落感を突き詰めた結果迷走した黒歴史(※2巻参照)もしっかり挟んであるなんて、ほんっとストラウド先生わかってらっしゃる…! // ナサニエルは「性格はアレだけど本当はいい子」なんて軽い言葉じゃ語りつくせないぐらい歪で私にとって難しい子なので、考えに考えに考えた今でもなお、未だにこの子の扱いと私の心の棚のポジションが決まりません。何といえばいいのでしょう、全巻を通して見ても彼が邪悪でないことは明らかで、最初にこの子が欲しかったのはただただごく身近な人からの愛情と承認だけだったのではないかと思うのですが、それを踏まえてもこの子はあまりにも業が深くて。簡単に言うと、『自分が想定した以上の災厄を招いてしまう』ここがものすごくさりげなく書かれていて怖い。聡明で早熟で判断力に長けている分、子供らしい部分がまったく育たないでいっそ無垢なままできてしまった感じがして、そこがなんともいえず情けなかったりかっこ悪かったり可哀想であったりして、でもその部分があるからこそナサニエルは邪悪には成り得ない、そんな感じ。とんでもないアンバランスの上に成り立ってるものすごいキャラだと思います。そのうちちゃんと言語化してきっちりと語り
バーティミアス
ba-thimiasu
ナサニエル
nasanieru
児童書
children's book
落書き
doodle
キャプション芸
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BARTIMAEUS
25
23
1757
2012-01-21 22:46
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