泣いてルーミア

最近、ルーミアと言う妖怪の女の子が幻想郷と言うところから、毎日俺の家に遊びに来るのが日課になっている。聞くと「人食い妖怪」だと言うことらしいが、別に人間だけを食っているわけではなく、おやつをあげれば喜んで口いっぱい入りきれないほどおやつを詰め込んでﾆﾊﾟｰｯと頬が緩む姿も毎日のことだ。そんなある日、ひとつだけあまったおやつを賭けてゲームをする事にした。ルールは簡単。反対の言葉を使って、相手が反応したら勝ち。「スタート!」の声でルーミアは早速仕掛けてきた。「えっと・・バーカバー・・・じゃなくて・・天才!お前天才!そう天才!」なんともいい響きだ、正直勝ち負けなどどうでもよくなるほどに。そこで俺はルーミアに意地悪な仕返しをした。「あっそう・・おれはルーミアちゃんのこと嫌いだよ・・・」「え・・・?きら・・い?」「うん、大っ嫌いだよ!」とプイと顔をそむけた。いつものルーミアなら「へーそうなのかー」とのんきな返事をするだろうと思っていたが「お前は・・・ルーミア・・きら・・いなのかぁ・・・うっ」振り返ると、そこには目いっぱいに涙を溜めたルーミアがいた。　次→【illust/24884933】　　■2月6日:デイリーランキング412位ありがとうございますｗ 2月7日:デイリーランキング254位ありがとうございますｗ（＾・∀・＾）ﾄﾞｳｲｳｺｯﾄｰ