短時間挑戦 1495

*さて、本日の短時間挑戦は飛行物体で御座います。
ほんの少し見易い形状の戦闘機。
最新鋭の物はステルス形状のためにかなり面倒な線の塊ですからねぇ。
一昔前の超音速戦闘機で御座いますので線としては少し容易では御座いましたが、塗装に手間取り、お時間は22分という結果に。

*本日の飛行機はロッキードマーティン社のF-16Aファイティングファルコンで御座います。
もう既にロートルと呼ばれてもおかしくはない代物で、アメリカでは2020年にF-35ライトニング2と入れ換える予定になっているのだとか。
まあ、1978年などと言う、もう昔となってしまった時代の戦闘機ですからねぇ。

とは申せ、この後に繋がる一体型成形、コンピューター制御による操作「フライ・バイ。ワイヤ」の採用等、当時としては最新鋭の機能を搭載されていたため、段階的改修や改造などを施してマイナーチェンジを続け、30年経った今でも現役戦闘機として活躍中で御座います。
更に申せば、アメリカとしては切り捨てる形を取ったにも関わらず、世界では未だにこの戦闘機を採用し、10年前とは申せ、2012年には4500機もの数を納入する事になりました。
そして、この機体をベースとした戦闘機や練習機も複数制作されてきました。

兎に角マイナーチェンジなどを延々繰り返してきた機体ですので派生種の数も他の戦闘機の群を抜いております。
不採用の物等を含めると、何と45種類近くにもなる大所帯。
それだけ高い運用性と汎用性を持った機体と言う事で御座いますね。

子細は流石に膨大となりますので割愛させて頂きますが、軽量で安価、更に稼働率が高いという大量生産思考によって作られた名機であると言う事で御座います。
アメリカらしい合理的な判断によって生み出された面白い飛行機。
2025年以降も未だ未だ世界の空を飛び続けるそうです。

*本日の見学者さんはハヤブサと同じ鳥類という事で夜雀さんで御座います。
日進月歩の勢いで進化を続ける戦闘機の世界で異例の長寿命を誇る機体。
その上未だ未だ採用国も存在し、逆に後発の高級最新鋭機に席を譲らぬ勢い。
立場はどうあれ、長く愛され続けるという事は経営者である夜雀さんにとっては大変興味深い事。
早速現世へお出かけして見学開始。
カッパさんから頂いた資料と合わせてじっくりと観察し、高級な一品物には無い強みを活かした生き残り戦略という物をその中に見ます。
これはお料理を出す夜雀さんのお店でも十分に活用できる考え方。
大変有意義な時を過ごした夜雀さん。
吉のお土産コーナーで適当なお土産を物色し、幻想郷へと帰還なさるのでした。

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2012-08-04 23:16

 ポテトサラダ


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