短時間挑戦 1555
*さて、本日の短時間挑戦は列車で御座います。
御覧の通りほぼ森の中を走る少両編成の古めかしい列車。
ですので、背景有ってこその一枚で御座いましたからその分大きくお時間を割くことに。
結局お時間は22分で御座いましたが、やはり緑の書き込みをもっと速く、分かり易く精密にせねばなりませんねぇ。
大きすぎる課題で御座います。
*本日の列車は旧国鉄のキハ37形で御座います。
1983年と比較的新しい時期に製造された一般形気動車で御座いますが既にロートル扱いとなっております。
元々極々少数製造と申しますか、たったの5両のみの製造で、国鉄の分割民営化以降はJR東日本が3両。
西日本が2両引き取る形となっておりました。
キハ40系の後継機として、反省点を改善し、次世代車輌として開発製造されました。
誠に以て面倒なのは、40系の後継が37形という事。
マニアでもなければ絶対に間違ってしまいますよねぇ。
多分、接尾語である系と形の違いも大きく関係しているのでしょう。
長距離連続高速運転をもっと卯とした40系は対極や局地においてはその真価を発揮した物の、ローカルなどと言った小さな路線ではその性能が逆に徒となり、維持費などの面で大きな負担となりました。
極論で申せば、農道をF1で走るような物ですね。
しかし、新造費が高い割りに機関部分や変速機はコストダウンの影響を多大に受け陳腐化したお陰で燃費の向上も何も出来ず、製造、維持費のみがかさむ結果に。
こういった反省点を踏まえて作られたのが37形で御座います。
国鉄気動車初の直噴ディーゼルエンジンを採用し、製造コスト削減の見地から廃車からの部品リサイクルも行われたのだそうです。
勿論、安全に関わる物は流石に新造品でしょうが、見栄えやちょっとした消耗品等は多分、廃車から部品調達をしたのでしょう。
廃車として解体もされず駅舎に放置されているお写真を拝見したことが御座いますが、それに比べれば素晴らしい転生と呼べますね。
5両が先行量産されましたが、国鉄の特定地方交通線の廃止や三セクへの転換が進んだ為大量のキハ58系や40系が余剰となる事に。
当然、幾らお安くとは申せ、余った物をそのまま再利用した方が更にお安いので、結局本稼働の量産が行われることは御座いませんでした。
そして、1986から87年の間にキハ38形54形185形が相次いで搭乗。
その設計や基本理念などはキハ37形の思想がしっかりと受け継がれていたのだそうです。
JR東日本の3両は木更津配置となり、久留里線、および木原線で使用されておりました。
しかし、1988年木原線は三セクのいすみ鉄道に転換され、以降3両全て久留里線でのみ使用されております。
唯、先にも申し上げました通り、既にロートル品の上量産されなかった為に整備などの点で若干の苦労も御座います。
流用品が多いとは申せ、専用の新規設計部分もある訳ですし。
その結果2012年度以降順次キハE130形に置き換えられる予定なのだそうで、線路などの改良も行われているのだそうです。
そして、その置き換えは12月1日と発表が成されました。
*本日の撮影者さんは、当然山犬さん。
面白い設計思想の列車がそろそろこちらに流れてくる予定なので資料が欲しいとカッパさんからの連絡を受けての撮影で御座います。
勿論、資料以外のお写真は新聞記事にしてくれればよいとの了承も摂っております。
当然、何時もの様に黙々と一瞬を切り取れる最高の場所に陣取っての撮影。
資料としても当然最高の物で、カッパさんもこちらの世界に流れ着いた際は早々に化粧直しが出来ると大満足。
新聞の記事もやはり何時もの様に教習に満ちた素晴らしい物で大人型妖怪さん方は大絶賛。
文文新聞、本日も完売御礼となるのでした。
御覧の通りほぼ森の中を走る少両編成の古めかしい列車。
ですので、背景有ってこその一枚で御座いましたからその分大きくお時間を割くことに。
結局お時間は22分で御座いましたが、やはり緑の書き込みをもっと速く、分かり易く精密にせねばなりませんねぇ。
大きすぎる課題で御座います。
*本日の列車は旧国鉄のキハ37形で御座います。
1983年と比較的新しい時期に製造された一般形気動車で御座いますが既にロートル扱いとなっております。
元々極々少数製造と申しますか、たったの5両のみの製造で、国鉄の分割民営化以降はJR東日本が3両。
西日本が2両引き取る形となっておりました。
キハ40系の後継機として、反省点を改善し、次世代車輌として開発製造されました。
誠に以て面倒なのは、40系の後継が37形という事。
マニアでもなければ絶対に間違ってしまいますよねぇ。
多分、接尾語である系と形の違いも大きく関係しているのでしょう。
長距離連続高速運転をもっと卯とした40系は対極や局地においてはその真価を発揮した物の、ローカルなどと言った小さな路線ではその性能が逆に徒となり、維持費などの面で大きな負担となりました。
極論で申せば、農道をF1で走るような物ですね。
しかし、新造費が高い割りに機関部分や変速機はコストダウンの影響を多大に受け陳腐化したお陰で燃費の向上も何も出来ず、製造、維持費のみがかさむ結果に。
こういった反省点を踏まえて作られたのが37形で御座います。
国鉄気動車初の直噴ディーゼルエンジンを採用し、製造コスト削減の見地から廃車からの部品リサイクルも行われたのだそうです。
勿論、安全に関わる物は流石に新造品でしょうが、見栄えやちょっとした消耗品等は多分、廃車から部品調達をしたのでしょう。
廃車として解体もされず駅舎に放置されているお写真を拝見したことが御座いますが、それに比べれば素晴らしい転生と呼べますね。
5両が先行量産されましたが、国鉄の特定地方交通線の廃止や三セクへの転換が進んだ為大量のキハ58系や40系が余剰となる事に。
当然、幾らお安くとは申せ、余った物をそのまま再利用した方が更にお安いので、結局本稼働の量産が行われることは御座いませんでした。
そして、1986から87年の間にキハ38形54形185形が相次いで搭乗。
その設計や基本理念などはキハ37形の思想がしっかりと受け継がれていたのだそうです。
JR東日本の3両は木更津配置となり、久留里線、および木原線で使用されておりました。
しかし、1988年木原線は三セクのいすみ鉄道に転換され、以降3両全て久留里線でのみ使用されております。
唯、先にも申し上げました通り、既にロートル品の上量産されなかった為に整備などの点で若干の苦労も御座います。
流用品が多いとは申せ、専用の新規設計部分もある訳ですし。
その結果2012年度以降順次キハE130形に置き換えられる予定なのだそうで、線路などの改良も行われているのだそうです。
そして、その置き換えは12月1日と発表が成されました。
*本日の撮影者さんは、当然山犬さん。
面白い設計思想の列車がそろそろこちらに流れてくる予定なので資料が欲しいとカッパさんからの連絡を受けての撮影で御座います。
勿論、資料以外のお写真は新聞記事にしてくれればよいとの了承も摂っております。
当然、何時もの様に黙々と一瞬を切り取れる最高の場所に陣取っての撮影。
資料としても当然最高の物で、カッパさんもこちらの世界に流れ着いた際は早々に化粧直しが出来ると大満足。
新聞の記事もやはり何時もの様に教習に満ちた素晴らしい物で大人型妖怪さん方は大絶賛。
文文新聞、本日も完売御礼となるのでした。
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2012-10-03 17:21
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