【命の系譜】リルマ【第2世代】

■リルマ・ガエン　19歳　女　158cm

「私の両親はそりゃあ、いつもイチャイチャうっとおしいくらいだけど、どこからどう見ても幸せそうよ。それが悪いことだなんて、絶対に思えない。思わない」
「ねえ、それはどういう仕組みで咲いているの？　枯れても生え変わるの？　食べられるの？　良かったら教えて！」
「眠れないなら、私が眠らせてあげる。魔法で無理やりでも、眠れないまま病気になるよりずっといいわ」

毒キノコの亜人種の父と、額に角を持つ種族の母の間に生まれた。
森の奥で家族平和に暮らしていたが、母に出会う前の父の旅の話と両親の数年に渡る新婚旅行の話を聞いて育ち、森の外に強い憧れを持って育った。
いつも気丈に微笑む母のことは大好きだが、いつもへらへらしている父のことはあまり好きではない。
しかし父方の一族の末路を知り感情移入し、「なら私がガエン族を継ぐ！」と言い張るようになる。
18歳の誕生日に、父の傘と母の宝石を譲り受けて旅に出た。
知識欲と好奇心の塊。一族を継ぐと言いつつも、旅に出た理由は好奇心が大部分を占めている。
「何故世界中で純血の子が生まれにくくなっているのか」「何故人々は混血を忌み嫌うのか」
「自分以外の植物系の種族や、一角獣の種族はどんな姿でどんな風に生きているのか」等を知りたくて仕方がない。
勝気で面倒見が良い。両親と双子の兄がおっとりタイプなため、文句を言いながら世話を焼くタイプに育った。
森の外の世界で迫害に遭っても、負けじと言い返して言いくるめる気の強さを持つ。
若干涙もろく、貰い泣きしやすい。

父親はシロン・ガエン【illust/30012873】、母親はシュリザ【illust/29987890】。
母方のディナローク族を継いだ双子の兄、キリル【illust/30604615】
「キリル！　そんな所で寝てたら風邪を引くっていつも言ってるでしょう！？」　兄妹仲は良好。

父の毒素は一族最弱だったものの、先の世代では強い毒素を持つ者が先祖返りで生まれる可能性がある。
リルマの毒素は父親程弱くはないが、強くもない。対象に強い眠気をもたらす誘眠毒素による魔法が使える。
混血狩りに遭いそうになったり襲われている者を見ると、不意打ちで眠らせてダッシュで逃げる。

2枚目は種族の特徴などの補足になっています。
おっとり夫婦から何故か生まれた強気な娘で色々と不安がありますが、良いご縁があればいいなと思います。
よろしくお願いします！
口調は荒くても優しい素敵なお相手、樹蛇のシュトラトさん【illust/30571540】
「ふふ、たまには気が合うじゃない」「貴方こそ、よそ見しないでよね！」

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