小さい人の日常 〜シュポシュポの家編〜
どうにも家探しがはかどらない私は、巷で噂の※住居プランナーを訪ねた。
丁度おすすめの物件があると案内されたのが、このシュポシュポの家だ。
長く細い筒の入口がなんとも近未来な感じがする。
ようやく玄関に辿りつき、赤いドア(弁)を押して入る。
部屋は意外に広く、なかなかいい感じだ。
私は彼に少し考えたいので、商談中の札をつけておいてくださいと言った。
そして帰ろうと来た道を戻ろうとすると、彼に呼び止められる。
帰りはこちらの道ですと。
彼の指さす方向を見ると、高く盛り上がった入口に似た細い筒があった。
どうやら一方通行らしい。
私と彼はヒーヒー言いながら筒をよじ登り、最後は転げ落ちるようにして脱出した。
私は彼に言った。
この話はなかった事でと・・
※住居プランナーとは素人には家と判断できないような、変わり種の家を見つけて、紹介してくれる職業。
丁度おすすめの物件があると案内されたのが、このシュポシュポの家だ。
長く細い筒の入口がなんとも近未来な感じがする。
ようやく玄関に辿りつき、赤いドア(弁)を押して入る。
部屋は意外に広く、なかなかいい感じだ。
私は彼に少し考えたいので、商談中の札をつけておいてくださいと言った。
そして帰ろうと来た道を戻ろうとすると、彼に呼び止められる。
帰りはこちらの道ですと。
彼の指さす方向を見ると、高く盛り上がった入口に似た細い筒があった。
どうやら一方通行らしい。
私と彼はヒーヒー言いながら筒をよじ登り、最後は転げ落ちるようにして脱出した。
私は彼に言った。
この話はなかった事でと・・
※住居プランナーとは素人には家と判断できないような、変わり種の家を見つけて、紹介してくれる職業。
オリジナル
original
物語
story
日常
everyday life
アナログ
traditional
小人
tiny human
創作
creation
絵本
picture book
家
house
シュポシュポ
醤油チュルチュル
shouyuchuruchuru
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2013-06-28 21:01
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