【七つの国】Crazy Rose【第4期】
「誰も愛してくれないなら、世界は何で、ぼくの目を覚ましたんだろう?」
▼七つの国【illust/31871542】にもう1家系お邪魔します。
▼Crazy Rose
男/享年23歳/176cm(本体)・キャンバスサイズはF30号
▼白の国の遺跡で見付かった肖像画。描かれた人物はいつの時代の誰か分かっていない。
絵の彼の魂が人恋しさに喋っているが、ちゃんと聞き取ってくれる人がいない為
「呪いの肖像画」として各地を点々としている。
その表情は見る人によって悲哀にも微笑みにも感じられるが、
真に心を通わせられる存在にしかその言葉はハッキリ聞こえない。
▼Skill
いばらの守り…薔薇の棘の付いた装身具は、毒と魔力で持ち主を守る。
一途な愛 …一途で一筋な性格。重過ぎディープラブ。浮気はしないし許せない。
心の住人 …心を通わせられる存在に出会った時、魂だけになって相手の心に移住する(発動は一度きり)。取り憑くとも言います。
▼万が一運命の人に出会えたら
・Crazy Roseは肖像画を抜け出し、その人の心を永遠の住処とします。
同時に2人の子供が腹に宿ります。
・彼は実体を持てませんが、運命の人とだけは心の中で会話し、夢の中では触れ合うことができます。
宿主が死を迎える時に、彼の魂も共に本当の死を迎えます。
・肖像画はただの絵として残ります。
★運命の星の子ポプリちゃん【illust/37157134】
「やっと出会えたんだ、ぼくだけのお姫様に。もう離さないよ」
「ぼくにはもうお願いなんて無いよ……ポプリ、他の人のお願いなんて聞かなくていい、ぼく以外の声なんて聞こえなければいいのに……」
「きみが星屑になる時は必ずぼくの手を握って連れていってね。夜空に散る時も、あの空の上でも、永遠に一緒なら場所はどこだっていいんだ」
▼盗掘後アラクラン商会のレガーロさん【illust/37157857】の手を経て、世に売られて行きました。
「表は笑顔でも、心は違う表情をしていたあの……彼女は今も、本当に笑えていないのだろうか……」
▼その後
運命の人ポプリと10年を共に過ごしたある日、2人には男女の双子が授かった。
最初は盲目的に愛する妻を奪われたような気がして、子供たちに嫉妬し愛せなかったクレイだが、2人に愛情を注ぐポプリの姿に次第に心情が変わってくる。
実子に触れることどころか、声を交わすことも出来ない存在ではあったが、妻を介して彼なりに双子に愛情を注ぎ育てていった。
そして、双子が5歳の時にとうとうポプリの星の子としての寿命が尽きる。
一番愛しい妻の崩れる身体の中からしっかり魂の手を離さないように握り締め、
2人は天の星屑になったという。
残された肖像画は息子に託された。
第5期では本当の死を迎えました。
「ずっとずっと、一緒だよ。生も死も越えて、ぼくらは永遠にひとつなんだ」
そして、父から受け継いだ先祖還りの能力で、100年近くを経て彼の子孫【illust/39266722】はとうとう彼の名前を見付けだした。
「『Liebenrose Roeslein』、あなたの名前だ。あぁ、でももう要らないかな。『彼女』が呼んでくれる名前なら、きっと音なんて関係ないんだね」
▼七つの国【illust/31871542】にもう1家系お邪魔します。
▼Crazy Rose
男/享年23歳/176cm(本体)・キャンバスサイズはF30号
▼白の国の遺跡で見付かった肖像画。描かれた人物はいつの時代の誰か分かっていない。
絵の彼の魂が人恋しさに喋っているが、ちゃんと聞き取ってくれる人がいない為
「呪いの肖像画」として各地を点々としている。
その表情は見る人によって悲哀にも微笑みにも感じられるが、
真に心を通わせられる存在にしかその言葉はハッキリ聞こえない。
▼Skill
いばらの守り…薔薇の棘の付いた装身具は、毒と魔力で持ち主を守る。
一途な愛 …一途で一筋な性格。重過ぎディープラブ。浮気はしないし許せない。
心の住人 …心を通わせられる存在に出会った時、魂だけになって相手の心に移住する(発動は一度きり)。取り憑くとも言います。
▼万が一運命の人に出会えたら
・Crazy Roseは肖像画を抜け出し、その人の心を永遠の住処とします。
同時に2人の子供が腹に宿ります。
・彼は実体を持てませんが、運命の人とだけは心の中で会話し、夢の中では触れ合うことができます。
宿主が死を迎える時に、彼の魂も共に本当の死を迎えます。
・肖像画はただの絵として残ります。
★運命の星の子ポプリちゃん【illust/37157134】
「やっと出会えたんだ、ぼくだけのお姫様に。もう離さないよ」
「ぼくにはもうお願いなんて無いよ……ポプリ、他の人のお願いなんて聞かなくていい、ぼく以外の声なんて聞こえなければいいのに……」
「きみが星屑になる時は必ずぼくの手を握って連れていってね。夜空に散る時も、あの空の上でも、永遠に一緒なら場所はどこだっていいんだ」
▼盗掘後アラクラン商会のレガーロさん【illust/37157857】の手を経て、世に売られて行きました。
「表は笑顔でも、心は違う表情をしていたあの……彼女は今も、本当に笑えていないのだろうか……」
▼その後
運命の人ポプリと10年を共に過ごしたある日、2人には男女の双子が授かった。
最初は盲目的に愛する妻を奪われたような気がして、子供たちに嫉妬し愛せなかったクレイだが、2人に愛情を注ぐポプリの姿に次第に心情が変わってくる。
実子に触れることどころか、声を交わすことも出来ない存在ではあったが、妻を介して彼なりに双子に愛情を注ぎ育てていった。
そして、双子が5歳の時にとうとうポプリの星の子としての寿命が尽きる。
一番愛しい妻の崩れる身体の中からしっかり魂の手を離さないように握り締め、
2人は天の星屑になったという。
残された肖像画は息子に託された。
第5期では本当の死を迎えました。
「ずっとずっと、一緒だよ。生も死も越えて、ぼくらは永遠にひとつなんだ」
そして、父から受け継いだ先祖還りの能力で、100年近くを経て彼の子孫【illust/39266722】はとうとう彼の名前を見付けだした。
「『Liebenrose Roeslein』、あなたの名前だ。あぁ、でももう要らないかな。『彼女』が呼んでくれる名前なら、きっと音なんて関係ないんだね」
【七つの国】
nanatsunokuni
【七つの国】男性
【七つの国】第4期:白
【七つの国】魔法兵団
【七つの国】兵志願書
[Seven Countries] Soldier Enlistment Form / [Seven Nations] Military Recruitment Form
心に根憑く薔薇
krps
34
87
1796
2013-07-14 22:21
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