小惑星KL-5564紛争 №4
前回【illust/38301155】メザルト星団辺境KL小惑星帯でガポン帝国とマルティニーカ公国との間の小規模な艦隊戦は大方の予想通り、百戦錬磨の戦闘経験を有するガポン帝国艦隊の圧勝で終わった。公国艦隊は背走し、KL小惑星帯宙域はガポン帝国が完全に武力制圧し、公国は独自の力では奪還できないことを悟り、宗主国である西カタロス社ハイトリオン軍に要請を行った。【illust/36956801】ルーナ提督は【illust/38356996】ステニス少将貴下のステニス艦隊をKl小惑星帯に派遣し、小惑星帯沖に出没するガポン帝国艦隊の排除を命じる。
当時のガポン帝国と西カタロス社の公式的見方では、この衝突は一国境紛争に過ぎないというものであったが、マルティニーカ公国のみは、公国時代よりこの衝突を「戦争」と称している。以上の認識の相違を反映し、この戦争について、西カタロス社は「KL事件」、ガポン帝国は「KL小惑星帯の戦闘」と呼び、マルティニーカ公国は「KL小惑星帯戦争(または戦役)」と称している。
当時のガポン帝国と西カタロス社の公式的見方では、この衝突は一国境紛争に過ぎないというものであったが、マルティニーカ公国のみは、公国時代よりこの衝突を「戦争」と称している。以上の認識の相違を反映し、この戦争について、西カタロス社は「KL事件」、ガポン帝国は「KL小惑星帯の戦闘」と呼び、マルティニーカ公国は「KL小惑星帯戦争(または戦役)」と称している。
12
4
1678
2013-09-11 23:25
Comments (2)
>公国と帝国の艦艇はそれほど性能面に開きがあったわけではありませんが、やはり帝国の艦隊錬度の差と、帝国艦隊は公国艦隊が来るのを待ち伏せしていたのも大きな点です。
戦争は”始めるに易し終わるに難し”と言われます。結果は、地の利を生かしたガポン帝国側の勝利だったようですが、マルティニーカ公国は惨敗ですね。なにか致命的戦術上の失敗でもしたのでしょうか?