早起き姫 第2話:10頁
「あの…こんなにしていただいて、とても…嬉しいんですけれど…」
それだけ言うと末娘は顔を真っ赤にしてうつむいてしまいました。
「どうぞ、何でも言ってみてください。あなたを運命に導くことが、私の役目ですから」
ノルンがそう言うと、末娘は小さな声で、ぽつりと言いました。
「あの…あの……色を、ドレスの色を、青に変えてもらえますか?」
「なぁんだ、そんなこと」
ノルンは安心したように言い、また杖を振ると、ドレスの衿から裾まですっかり深いコバルトブルーに変わっていました。
たしかにこちらの色の方が、末娘によく似合っていました。
(http://earlyrising.blog.fc2.com/)
それだけ言うと末娘は顔を真っ赤にしてうつむいてしまいました。
「どうぞ、何でも言ってみてください。あなたを運命に導くことが、私の役目ですから」
ノルンがそう言うと、末娘は小さな声で、ぽつりと言いました。
「あの…あの……色を、ドレスの色を、青に変えてもらえますか?」
「なぁんだ、そんなこと」
ノルンは安心したように言い、また杖を振ると、ドレスの衿から裾まですっかり深いコバルトブルーに変わっていました。
たしかにこちらの色の方が、末娘によく似合っていました。
(http://earlyrising.blog.fc2.com/)
ペン画
ink drawing
ドローイング
drawing
バラ
rose
絵本
picture book
童話
fairy tale
中世
medieval
いばら姫
Sleeping Beauty
眠り姫
sleeping princess
ヨーロッパ
Europe
少女
young girl
17
15
826
2013-09-18 17:44
Comments (0)
No comments