【ぴくメシ】ガルムンド【魔王】

「ん？そうだろう？我々だって腹が減る。腹が減るから喰らうのだ」

魔物は自身の体内では生成されず、人間を喰らう事でしか得られない栄養素がある為、他の生物を喰らうだけでは生きて行けないのだ。
その代わり、必要以上の狩りを行わないのは暗黙のルールだった。

しかし・・・人間は知っているのだろうか？
魔物も人間も、一定数以上に増えすぎぬようにと、互いが互いを間引き合っているのだと言う事を。

いや、知らないのだろう。
魔物を一方的に恐れ、人間は魔物と戦う事を放棄した。
結果、均衡は崩れ、魔物の数が増えている。

そして・・・・神と呼ばれる何かは、魔物を滅ぼすべく勇者を作った。

「お前達だってそうだろう？生きる為に・・・俺の親を殺したのだから」

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間に合ったので此方【illust/39939230】の素敵企画に魔王も投下させて戴きます。
またもや長々と序盤にありますが、魔王の親も魔王だったので先代の勇者に倒された・・・とかそんな。
勝手に魔王vs勇者２代目みたいな事になってしまいましたが、その辺は適当に流して戴ければ幸いです。

年齢は100とちょっと。身長は175cm。
尻尾は２本生えており、獣形態になると２ｍ程の狼に似たもふもふになります。

お腹が空いたら色々食べます。
人間は上記のように必要な栄養素（ビタミン接種的な）が不足して来たら、ちゃんと恵みに感謝して食べます。１日もしくは２日置きに食べられると元気一杯。

え？何でご飯食べちゃいけないの？
俺がいなくなったら他の魔物も滅んじゃうの？
そんなのヤだヤだ！！
俺の所為で滅んじゃうとかみんな可哀想・・・！！

みたいな感じで勇者と対峙する事になるかと思いますが、普段は森の奥深くにある洞窟で丸くなって寝ています。

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GL、NL、ギャグでもシリアスでもエログロでも、ハッピー、アンハッピー、何でも構いません。
出逢って戴ける勇者様がいらっしゃいましたら宜しくお願い致します。

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追記。
武器と言う武器はないので、爪や牙で獣のような攻撃をして来ます。
魔法と言うか、咆哮で植物を少しだけ操る事が出来たり出来なかったり確実ではない。とか。