ご機嫌斜めのお嬢さん

スパイクを脱ぎ靴を変えながら私はさっきの試合を振り返る。
フォワードのポジションの私は敵陣に何度も踏み込みシュートを打つ。
私のシュートは何度もゴールを狙うがことごとくキーパーに阻まれる。
余りの不甲斐無さにプレーが雑になり、逆に得点を与えてしまう。
途中交代させられ、試合も負けてしまった。
父がサッカー選手とゆうこともあるが、物事ついた頃から始めたサッカー。
足の速さとシュート力は男の子にだって負けない。
中学時代はエースとしてチームを引っ張って優勝したこともある。
だから女子サッカー部のあるこの高校選んだ私だったが、
全国からエースが集まれば小さなプライドは飛ばされタダの人になる。

XXX「ようｗさっきは惜しかったなw」最近よく聞く声がした。
私「先輩、また性懲りもなく覗きですか？」相手の顔も見ず答える。
祐介「まったく、人を変態にするなｗ！」
私「女の子のお尻ばかり追い駆けている人を『変態』とゆうんです」
祐介「お～お～お嬢様はご機嫌ナナメですなｗ」
私「理解しているなら声かけないで下さい。」黙々と靴ひもを結ぶ。
祐介「いいシュートなんだがあれじゃｗねｗ」
『カチン』私はそばにあったボールを力一杯蹴り上げる。
裕佑「おっとと」何も苦にせず足でボール止める先輩。
私『えっ？！・・・止めた』
先輩は軽くボール蹴り返す、ボールは正確に私の足元に戻る。
祐介「好きな所に蹴ってみなｗ」ゴールポストの前で構える先輩。
私「まぐれで止めたくらいで自慢できませんよ。」
祐介「それじゃｗ条件をつけよう・・・。」
私「いいですよ」足元にボールを置く。
祐介「シュートは10球まで頭よりは上は狙わない。」
私「構いません。どうせ関係ありませんから・・。」
祐介「その代り、俺は手を使わない。」
私「なっ！それは私に対する侮辱ですか？」頭に血が昇る
祐介「そうだなｗ俺が勝ったら今度デートしてくれ！」話を聞いていない。
私「いいでしょう！私が勝ったら一生『変態先輩』です！」
祐介「おｗｗいｗあんまりじゃありませんか？」苦笑いする先輩。
私「ボコボコになれｗｗ！！」

この時、私は先輩とデートする事になるとは予想もしていなかった。

とゆう感じで今回のお話になります。
たまにスポ根な感じのお話にしてみましたが、ムズイですね。
たぶんお話は続くと思いますが・・・どおなりますか・・。