四発機で・・・

タラーン（体当たり）！

Pe‐8機長「同志中佐。ソレ（＝赤星勲章）イイっすね」
同志中佐「コレはレニングラード戦線で受章したものだよ」
機長「凄いっすねェ。やっぱ献身的戦闘行為の賜物っすか？」
中佐「ああ。何回も生死の境を彷徨ったよ」
見張り員「同志機長。前方にファシストの大型機！」
機長「おっしゃあ。それじゃあオレも献身的戦闘行為で勲章ゲットだゼっ！」
中佐「同志機長、何を？」
機長「ファシストの重爆にタラーンをかまします」
中佐「へ？どっ、同志。この機体、四発機なんだが・・・」
機長「任せて下さい。ヤツ等の羽根を叩き折ってやります」
中佐「え、機長。ソレはヤバいんじゃ？」
機長「いいえ、大丈夫です。やってやります！」

He177B
パイロット「大尉殿。何かイワンのデカブツがこっちに向かって来ますが」
大尉「大方、長距離偵察機だろう」
パイロット「ですが、大尉殿。ヤツ等のコースですとモロにこちらと接触します」
大尉「大丈夫、ヤツ等も四発機だ。体当たりなど仕掛けてはこないよ」
パイロット「敵機増速！　直撃コースですッ！！」
大尉「ンなバカなッ！全力で回避しろッ！！」