【HD東急07】ステンレス時代の幕開け【7000系Ⅰ】
東京急行電鉄7000系(Ⅰ):
1962年、東急車輛(現・総合車輌製作所)がアメリカ・バッド(Budd)社との技術提携によって完成させた、
わが国の鉄道史上初めてのオールステンレスカーである。
設計に当たっては、フィラデルフィア・SEPTAの地下鉄車両(M-3形『アーモンド・ジョイ』)がモデルになっているが、
ところどころが日本の風土や使用条件に合うようにアレンジされている。
以後、1985年に国鉄205系(illust/42981555)が製造されるまで、オールステンレスカーは東急車輛の独壇場であった
(ただし、1983年には近畿車輛が独自技術によってオールステンレスカー・近鉄3000系を開発している)。
当時の営団地下鉄(現・東京メトロ)日比谷線に直通するためその規格に合わせて作られており、
緊急時には救援も想定されることから、牽引力確保のため全電動車とされた。
台車はやはりバッド社との技術提携で完成したTS-701(PⅢ-701)である。
1989年には後継となる1000系が登場したが、日本初のオールステンレスカーということもあって、
「1両たりとも解体するな」との指示のもと、廃車となった車輌は地方私鉄へ譲渡、東急に残った車輌はVVVF化と冷房化が実施され7700系となった。
最後に残ったデハ7052号・7057号はこどもの国線専用車として2000年まで活躍の後、
同線の通勤線化にともない東急車輛に転じた。
1962年、東急車輛(現・総合車輌製作所)がアメリカ・バッド(Budd)社との技術提携によって完成させた、
わが国の鉄道史上初めてのオールステンレスカーである。
設計に当たっては、フィラデルフィア・SEPTAの地下鉄車両(M-3形『アーモンド・ジョイ』)がモデルになっているが、
ところどころが日本の風土や使用条件に合うようにアレンジされている。
以後、1985年に国鉄205系(illust/42981555)が製造されるまで、オールステンレスカーは東急車輛の独壇場であった
(ただし、1983年には近畿車輛が独自技術によってオールステンレスカー・近鉄3000系を開発している)。
当時の営団地下鉄(現・東京メトロ)日比谷線に直通するためその規格に合わせて作られており、
緊急時には救援も想定されることから、牽引力確保のため全電動車とされた。
台車はやはりバッド社との技術提携で完成したTS-701(PⅢ-701)である。
1989年には後継となる1000系が登場したが、日本初のオールステンレスカーということもあって、
「1両たりとも解体するな」との指示のもと、廃車となった車輌は地方私鉄へ譲渡、東急に残った車輌はVVVF化と冷房化が実施され7700系となった。
最後に残ったデハ7052号・7057号はこどもの国線専用車として2000年まで活躍の後、
同線の通勤線化にともない東急車輛に転じた。
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HD鉄道シリーズ【東急篇】
7000系
nanasennkei
70
62
2649
2014-06-15 13:29
Comments (1)
水間でよく乗りました、