EAT-3 ジャッカル

帝国軍の戦車です。
EAT-3は帝国時代に入って初めて開発された戦車であり、大規模な戦闘向けというよりは帝国の広大な領土の治安を守るための戦闘車両という位置づけになっています。
EAT-3は火力や装甲よりも機動性に主眼を置いて設計されており、EAT-2戦車などと比べると戦闘能力は低めです。その代わりEAT-3には他の戦車にはない高い機動性が備えられています。それは単純に地上での走行スピードが速いというだけでなく、EAT-3においては専用のブースターと翼を装着する事によって限定的ながら空を飛ぶ事ができるのです。空中を飛行することによってEAT-3は非常時に素早く現場に展開する事ができます。

EAT-3は空を飛ぶために戦車としてはかなり軽量化されており装甲は薄めです。しかし極力防御力を低下させないよう工夫もされています。それは銀河大戦時代に中央国がBT-134に先駆けて採用したレーザー反射装甲を帝国戦車としては始めて採用した点です。レーザー反射装甲の採用によりEAT-3はその装甲厚の割にはそこそこの防御力を発揮できました。ただしレーザー砲などのビーム兵器に限ってですが・・・
さすがに対戦車兵器には適いません。特に装甲が薄い部分では対物ライフルも脅威になります。

EAT-3は国内治安維持のための戦車であるため、EAT-2の後継というわけではなくあくまで戦闘車両としての分類は別にされています。実際、本格的な戦闘においては火力、防御力が不足していました。しかし一部では大規模な武力衝突にも投入される場面もあり、優秀な指揮官に恵まれればその機動性を活かして奇襲し敵の意表を突くなどの活躍を見せる場面もありました。また別の使い方では空挺戦車として利用されることもありました。

飛行性能についてはとりあえず飛べるというだけで、航空機のように軽快には飛行できず飛行しながら主砲を発射することもままなりません。できないことはなくとも実用性には乏しいです。またあまり長距離も飛行できません。軽量化されているとはいえ戦車を飛ばすには大出力のブースターを装備する必要がありそのために燃費は悪くなりました。

スペック

全長：6.5m(車体長)

武装：
90mmレーザーキャノン×1
8mmレーザーブラスター×2

搭載：
なし

エンジン：
反重力エンジン×2
飛行用ブースター×2(脱着式)