【狩の夜】虚像のリリス【魔女】

「お前たちが望む恐ろしい魔女となろう。象徴が必要ならば、私がそれを演じてやろう」

（――あのひとは悪魔と契約なんてしていなかった）

願い・死者との対話
能力・死霊の使役。
　　　自然物を操る。

◆元は遠い過去、幸せに暮らしていた女。
最愛の夫を狩人に奪われ、悲嘆にくれていた所を悪魔に付け込まれた。
死者との会話を望み、それによって知り得たのは夫の冤罪という事実である。
彼女は夫を陥れた村人や、命を奪った狩人に強い憎しみを抱き復讐を遂げた。
それでも心は満たされず、ゆっくりと人間そのものを嫌うようになっていった。

◆人でなくなった今は守りの薄い小さな村を襲って過ごしている。
その際僅かに生存者を残すのが好き。
彼女自身、魔女を演じているのか、殺め破壊する事に喜びを感じているのか、わからなくなって久しい。

◆性質は絵に描いたような邪悪な魔女。
人間を嫌い、馬鹿にしており、対等に戦える能力を持つ者か、偶然にも彼女の気を引く事がなければ会話は成り立たない。

企画元【illust/44499235】