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【六花奇譚】蜘蛛の戦士・アラネアス【第4期】

「…　…。　…。　ｸﾞｩｳｳｳｳ（腹の音）」
「魔物など穢らわしいものにオレは負ける訳にはいかない。さあ来い！」
「それは何だ？なに？諜報活動だと…それは一体…どういう意味だ？」

⦿　アラネアス　　男/戦士/1.6m/16歳　一人称：オレ　二人称：君

「大蜘蛛」の加護を受けた一族の青年。
クモの三本の肢と鋏角（きょうかく）、鋭いクモの爪が生えた右手を有する。

戦闘に特化したスキルを持つものの、一族の創始（加護を受けた世代）から日が浅いため、
未だ身体に馴染まないクモの力は燃費が悪く、使用するのに大量の食糧を摂取しなければならないことから、今日まで戦いに参加せず、ひっそりと暮らしてきた。

しかし隣国が次々と呪いに呑まれていく様を見て、生き残るために「アラネアス」は立ち上がった。

責任感が強く、実直な性格で、何事にも懸命に取り組む。
人と出会って学ぶことが好きで、特に戦前の天藍の国では出会うことのなかった諜報員とそのスキルに興味津々。自身の戦いに活かすことができないかどうか考えている。

今日も新しい力を求めて、空腹に耐えながら国々と戦場を駆け巡る。

⦿　スキル
【鋏角の毒】口腔内に生えた鋏角（クモの"キバ"）からは大型生物も仕留める強力な毒がでる。
【振動感知】クモの糸から伝わってくる微細な振動も感じ取ることができる。
【飽くなき食欲】強さを求める向上心に比例して増幅する空腹感。体力・思考力等が減少してしまうが闘争心が尽きることはない。

⦿　素敵なご縁頂きました！
　翡翠ノ国　諜報員　マリラミナさん【illust/45992840】
「なんだ、君は。……そうか、この蝶は君のものか。絡め取ってしまって悪かったな。……しかし、何故こんな場所に蝶など飛ばしている？」
「おい、マリラミナ。その甘ったるい香りどうにかならないか。いや、オレは腹など減っていない。減っていないが……ｸﾞｩｳｳｳ（腹の音）　……。とにかく！鼻がムズムズして敵わんのだ！」
「君の奔放さはオレも見習わなくてはならないのだろうな。」
「マリラミナよ、誰かを魅了し　虜にしてしまいたいと　思うのが君だけだと思うな。
オレは　君を見ていると腹が減る。君が血で喉を潤している間に、オレはどうしようもないくらい喉が渇く。
オレは　君を絡めて喰ってしまいそうだ。　マリラミナ。」
「……だからその、一緒にならないか。俺と共に生きてくれ。」

【六花奇譚】蜘蛛の戦士・アラネアス【第4期】

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