戦前のドイツ陸軍戦車兵

黒の戦車服と黒のベレー帽を着用した1935年頃のドイツ陸軍の戦車兵(少尉)で、戦前における陸軍戦車兵の基本的な軍装スタイルです。
◆ドイツ陸軍に戦車部隊が設立された1934年頃に導入された初期型の戦車服は襟を閉じて着用する事が出来ない『開襟型』スタイルとなっていました。しかし、この戦車服は現場の戦車兵たちからは不評で、1936年に襟を閉じて着用出来る様に防寒対策が施された改良型の戦車服が導入され、以後、陸軍戦車兵の基本的な軍務服となります。
◆初期型戦車服と改良型の戦車服との相違点ですが、下襟にボタンホールが付いていないのが初期型です。これ以外にも襟を閉じる為のボタンと襟のホックの有無で識別する事が出来ました。
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2015-02-15 20:27

 Yasu


Comments (2)

斎藤馥留 2015-02-16 00:57

カッコいいですね!それにしても開戦前に改良型になってよかったです(第2級鉄十字章が付けられない?から) ベレー帽とサムブラウンベルトも大戦前・初期の雰囲気を醸し出してますね。

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