【いうとおり】雷鳴堂 黎明【第三結】
神さまのいうとおり【illust/47567569】
――石臼に映る彼方の灯火――
――流れる川の紅桜――
――夢とは言えども雀色時――
――物ノ怪にお気をつけて――
雷鳴堂 黎明(らいめいどう れいめい)
女 付喪神 154cm 22歳
人よりテンポが少し遅く人をまじまじと見てしまう癖がある女の子。
真顔で目を見開いていて暗がりに現れたら怖がられる。驚かすつもりはない。
夢の中で物を売る男の持っていた時計が付喪神の男の影響か何かで人になった。
人との関わりを重んじる主義なのだがマイペースなためコミュニケーションが取りづらい。本人は無自覚。
人と関わってきた物を引き取り、夢の中で売っている。
夢の中で物を売ったら起きた時に客の手元に有るという不思議なことがある。
物を売る時は
・作り手の思いを客に見せること ・売るまでで一番思いや執着があった時を見せること
・いわくつきだったりするかどうかの説明 ・売る時間は夕刻。
の4つを条件にしている
前の使用者の記憶、思い出を次の使用者が見ることになり、それらの商談、会話はすべて夢の中で行われるため【雀色時の夢歩き】と呼ばれたりすることも。
雷鳴堂の夢歩き
雷鳴堂に関係が深い者ができる特殊なもの。
人の夢と自分を繋げることができる。また私物を他人に渡すことも可。
言葉が少なくて驚かせたり、物が持っていた思い出にも良くないものがあったりする。
その理由で物が壊されたりすると泣きそうになって言葉を失う。それも人との関わりと割り切れない。
モノ集めに勤しむ前にモノが勝手にやってくる。ひとりでに歩いてきたかのように転がってる。
どんな理由であれ大切にされてきたもの扱う人は好き。小動物とかもすき。
逆に物を壊す人や大事にされなかったモノはこわい。凶暴な動物も苦手。
怖いとかはあるが嫌いというのがよくわかっていない。
蝶が飛んでた。
ひらひらくるくる
回ったり上がったり下がったり
夢の中なんだけども
蝶をぼんやり見ている間に
気が付けば目の前に人がいた
「お」
指をさしながら何かを言おうとした、のだが
言葉が一文字出た瞬間指先から吹き飛んだ
なにを言おうとしたか忘れた
目の前にいる大人しそうな女性は不思議そうな顔で此方を見ている
そういう自分も物珍しげに見ているのだが
少なくとのただの人ではないなって青い肌と特徴的な耳で判断する。
「あ」
言おうとした言葉が帰ってきた
「お きゃ く?」
「さん?」
「さん?」
女性は自分を指さしながら、自分は彼女を指さしながら
しかしどちらも疑問系
(変な人だなぁ)
同じことを思ったはずだ
蝶がふわふわ頭上で気を大きくしている
多分お客さんなんだろう
夢に来たのも何かの縁だろう
頭の中でしかそんなこと広げないせいで無言の時間が広い
そしてペースも若干遅い
女性は困ってような笑顔を浮かべている。
思い出したかのように口を開いた
一瞬忘れた 帰ってきた
「いらっしゃい、雷鳴堂」
たかが物売り、されど物売り
誰にだってモノは売る。
「ただの、物売り、だ よー」
例えそれが蜘蛛であれどかわりなし
奇妙な縁、ふっと親の微妙な出会い話を思い出した
そんなまさか
首を振って消したが
そのまさか、
この微妙な出会い方で奇妙にも続く縁が形成された
それはまだ後の話。
ご縁いただきました!
アーシャ・シュピーネルさん【illust/49380491】
父、ドゥ・マトさん【illust/48836039】
「腕がー、あー、竹とんぼみたいだね?」
父、雷鳴堂 露伴【illust/48484563】
「むいー、3時ですー、よー、お昼寝終わりー」
姉、セ・マトちゃん【illust/49366190】
「せっちゃん、寝るのです?ぬーん、おやすみなさい、3時に、とーさんと、おやつ、用意して、起こしますよ!」
楽しく、家計繋げたらいいなと思っています。何かしら交流なんかもしたいです。(願望)
何か問題があればメッセでお願いします。
ついったー【https://twitter.com/saba_kikaku】
――石臼に映る彼方の灯火――
――流れる川の紅桜――
――夢とは言えども雀色時――
――物ノ怪にお気をつけて――
雷鳴堂 黎明(らいめいどう れいめい)
女 付喪神 154cm 22歳
人よりテンポが少し遅く人をまじまじと見てしまう癖がある女の子。
真顔で目を見開いていて暗がりに現れたら怖がられる。驚かすつもりはない。
夢の中で物を売る男の持っていた時計が付喪神の男の影響か何かで人になった。
人との関わりを重んじる主義なのだがマイペースなためコミュニケーションが取りづらい。本人は無自覚。
人と関わってきた物を引き取り、夢の中で売っている。
夢の中で物を売ったら起きた時に客の手元に有るという不思議なことがある。
物を売る時は
・作り手の思いを客に見せること ・売るまでで一番思いや執着があった時を見せること
・いわくつきだったりするかどうかの説明 ・売る時間は夕刻。
の4つを条件にしている
前の使用者の記憶、思い出を次の使用者が見ることになり、それらの商談、会話はすべて夢の中で行われるため【雀色時の夢歩き】と呼ばれたりすることも。
雷鳴堂の夢歩き
雷鳴堂に関係が深い者ができる特殊なもの。
人の夢と自分を繋げることができる。また私物を他人に渡すことも可。
言葉が少なくて驚かせたり、物が持っていた思い出にも良くないものがあったりする。
その理由で物が壊されたりすると泣きそうになって言葉を失う。それも人との関わりと割り切れない。
モノ集めに勤しむ前にモノが勝手にやってくる。ひとりでに歩いてきたかのように転がってる。
どんな理由であれ大切にされてきたもの扱う人は好き。小動物とかもすき。
逆に物を壊す人や大事にされなかったモノはこわい。凶暴な動物も苦手。
怖いとかはあるが嫌いというのがよくわかっていない。
蝶が飛んでた。
ひらひらくるくる
回ったり上がったり下がったり
夢の中なんだけども
蝶をぼんやり見ている間に
気が付けば目の前に人がいた
「お」
指をさしながら何かを言おうとした、のだが
言葉が一文字出た瞬間指先から吹き飛んだ
なにを言おうとしたか忘れた
目の前にいる大人しそうな女性は不思議そうな顔で此方を見ている
そういう自分も物珍しげに見ているのだが
少なくとのただの人ではないなって青い肌と特徴的な耳で判断する。
「あ」
言おうとした言葉が帰ってきた
「お きゃ く?」
「さん?」
「さん?」
女性は自分を指さしながら、自分は彼女を指さしながら
しかしどちらも疑問系
(変な人だなぁ)
同じことを思ったはずだ
蝶がふわふわ頭上で気を大きくしている
多分お客さんなんだろう
夢に来たのも何かの縁だろう
頭の中でしかそんなこと広げないせいで無言の時間が広い
そしてペースも若干遅い
女性は困ってような笑顔を浮かべている。
思い出したかのように口を開いた
一瞬忘れた 帰ってきた
「いらっしゃい、雷鳴堂」
たかが物売り、されど物売り
誰にだってモノは売る。
「ただの、物売り、だ よー」
例えそれが蜘蛛であれどかわりなし
奇妙な縁、ふっと親の微妙な出会い話を思い出した
そんなまさか
首を振って消したが
そのまさか、
この微妙な出会い方で奇妙にも続く縁が形成された
それはまだ後の話。
ご縁いただきました!
アーシャ・シュピーネルさん【illust/49380491】
父、ドゥ・マトさん【illust/48836039】
「腕がー、あー、竹とんぼみたいだね?」
父、雷鳴堂 露伴【illust/48484563】
「むいー、3時ですー、よー、お昼寝終わりー」
姉、セ・マトちゃん【illust/49366190】
「せっちゃん、寝るのです?ぬーん、おやすみなさい、3時に、とーさんと、おやつ、用意して、起こしますよ!」
楽しく、家計繋げたらいいなと思っています。何かしら交流なんかもしたいです。(願望)
何か問題があればメッセでお願いします。
ついったー【https://twitter.com/saba_kikaku】
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2015-03-01 01:27
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