【千国大河】ハニー【第二期】
此方【illust/50050950】の素敵な企画に参加させていただきます
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調味料の卵使い「ヒヨスパ」一族
ハニー
◆身長:170cm 年齢:17歳
一人称:俺 二人称:あんた、呼び捨て
ポイント→25pt (強靭:9 知能:1 器用:15 機敏:0 幸運:0)
◆蜂蜜の卵の使い手、ハニー
亜熊帝国の王である父と、メープルシロップの虹色卵を生み出した母の間に生まれた男。
一見傲慢かつ、意地っ張りに見えるがただの恥ずかしがり屋。
ヒヨスパ一族について【illust/51711037】
◆第一期
父親:テオドール【illust/51711147】
赤の歴史書
「父さんのもふもふに埋もれるの俺大好きなんだ
でも、外の王様はそんなにもふもふしてんのか…?」
「父さん、最近太ってきたんじゃねぇの…?毎日母さんと俺の作る
パンケーキ食ってればそうなるよなぁ…でも、育てがいがあるよな!」
母親:メープル【illust/51711037】
黄の歴史書
「母さん母さん、メープルの卵が落ちてる落ちてる。
しっかりしてくれよ!母さんが歩く道全部メープルシロップだらけなんだよ!」
「俺、虹色卵生み出せるのかなぁ…最近外の勉強はじめて気がついたけど
俺の感覚相当ずれてる気がするんだけど…大丈夫かなぁ」
弟:ミエル【illust/52308074】
「ミエル、こっちにこい。そら、食べてみろ!
新作蜂蜜たっぷりのシフォンケーキだぞ!メープルでは母さんに勝てないけど
蜂蜜でなら勝てるからな…ふふん、沢山たべろよー!」
「ミエル、俺は外の世界に出ていろんな奴らに飯を食ってもらってくるな
え、なに?ちゃんと外のやつらと話せるのかって?
心配すんなよ、大丈夫だって!!…たぶんな」
* … * … * … * …* … * … * … * …* … * … * … * … * …
素敵な絆を結ばせて頂きました
白砂の大虚 ブランマーレ代表、アインさん【illust/52389723】
ヒヨコは旅をただひたすら続けていた、自身の作る料理を食べてくれる存在を
自身を作り上げる、卵を更に美しく輝かせてくれる存在を探し求め
そんなある日、不意に男の目の前に現れたのは、白い白い蛇のような男であった
「まぁな、あんたの知ったこっちゃないだろうがよ
俺の母さんが父さんに出会った時は、それは逃げたそうだ。なぜって?
父さんが熊だったからだよ…俺がなんで今そんな事を言うと思う?
あんたが蛇つれてるからだよ!逃げろ!丸呑みは勘弁だ!!」
「おい、聞いてんのか。アイン、聞いてるのか!
本を読むのも、調べ物をするのもいいがな飯を食え、飯。
この世の生き物に必要不可欠なものは食事だ、食わないと知識も頭に入らねぇぞ!」
「んー…さて、今日の晩飯はどうするか…。
そろそろ新しいレシピを考えたいところだがなぁ…
アイン、あんた好きな飯とかあんのか?なんでも言えよ、作ってやるからさ」
「調味料は料理をうまくして、時には飾りになって
時には薬にもなる、味付けひとつで子供が食えない野菜が食えるようになったり
弱ってた老人が食えるようになったりする。だから、俺らが生み出す卵は
この世の宝だと俺は思ってんだよ」
「…よし、決めた。俺はお前の傍にいることにした!
あんたと居れば知識もつくし、新しいレシピも見つけられる
それに俺がいないと、あんた飯食わないだろ?だから、いるんだよ。
よろしくな、アイン」
男は白い白い蛇のように美しい男と絆を結び生涯、男のもとで料理をただひたすら作り上げた
男と共に旅をする先で見るすべてが彼にとって知識となり、また魔力になり
そして何よりも男の食べるその姿が彼が生み出す卵をより輝かせていった
長い月日の先、彼が生涯を終えるその瞬間彼が望んでやまなかった虹色に輝く卵がそっと木に実をつけた
その木は、一族の中でも特殊であり白い蛇のように美しい男がどこへでも持ち運べるように
小さな小さな鉢植えの中で育つ、木だったという
彼の名はそっと、歴史の書に刻まれたのだった
【閉幕】
彼は年老いた自身の顔を鏡で見つめ嘆き
同時に恐怖していた、隣で笑う美しい男を一人残していく事に
この男は、自分がいなくなった先でどの様に生きていくのか
見えない先の事を彼はただひたすら悩み考え
足元に落ちた小さな時計を見て、思い出すのだった
自身の時をとめ、生きながらえるあの異質な国を
「アイン、俺はやっぱりお前を一人にしていくことも
お前が一人で長いこの先を生きていく事も、いやだって思ったんだ
だから、これは俺の我儘。俺は時を止めてもお前といたいよ」
彼は出会った時と同じ無邪気な顔で笑い男を抱きしめた
その後、彼は虹色卵を残しこの世からは去ったと一族の間では語り継がれることになる
時を止め生きる人々が暮らす国「クレイドル」に真っ白で美しい男と、料理が上手い男が
ひっそり家を借り暮らし始めた事を知る者はごく一部のみだったという
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キャプションは随時更新いたします
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調味料の卵使い「ヒヨスパ」一族
ハニー
◆身長:170cm 年齢:17歳
一人称:俺 二人称:あんた、呼び捨て
ポイント→25pt (強靭:9 知能:1 器用:15 機敏:0 幸運:0)
◆蜂蜜の卵の使い手、ハニー
亜熊帝国の王である父と、メープルシロップの虹色卵を生み出した母の間に生まれた男。
一見傲慢かつ、意地っ張りに見えるがただの恥ずかしがり屋。
ヒヨスパ一族について【illust/51711037】
◆第一期
父親:テオドール【illust/51711147】
赤の歴史書
「父さんのもふもふに埋もれるの俺大好きなんだ
でも、外の王様はそんなにもふもふしてんのか…?」
「父さん、最近太ってきたんじゃねぇの…?毎日母さんと俺の作る
パンケーキ食ってればそうなるよなぁ…でも、育てがいがあるよな!」
母親:メープル【illust/51711037】
黄の歴史書
「母さん母さん、メープルの卵が落ちてる落ちてる。
しっかりしてくれよ!母さんが歩く道全部メープルシロップだらけなんだよ!」
「俺、虹色卵生み出せるのかなぁ…最近外の勉強はじめて気がついたけど
俺の感覚相当ずれてる気がするんだけど…大丈夫かなぁ」
弟:ミエル【illust/52308074】
「ミエル、こっちにこい。そら、食べてみろ!
新作蜂蜜たっぷりのシフォンケーキだぞ!メープルでは母さんに勝てないけど
蜂蜜でなら勝てるからな…ふふん、沢山たべろよー!」
「ミエル、俺は外の世界に出ていろんな奴らに飯を食ってもらってくるな
え、なに?ちゃんと外のやつらと話せるのかって?
心配すんなよ、大丈夫だって!!…たぶんな」
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素敵な絆を結ばせて頂きました
白砂の大虚 ブランマーレ代表、アインさん【illust/52389723】
ヒヨコは旅をただひたすら続けていた、自身の作る料理を食べてくれる存在を
自身を作り上げる、卵を更に美しく輝かせてくれる存在を探し求め
そんなある日、不意に男の目の前に現れたのは、白い白い蛇のような男であった
「まぁな、あんたの知ったこっちゃないだろうがよ
俺の母さんが父さんに出会った時は、それは逃げたそうだ。なぜって?
父さんが熊だったからだよ…俺がなんで今そんな事を言うと思う?
あんたが蛇つれてるからだよ!逃げろ!丸呑みは勘弁だ!!」
「おい、聞いてんのか。アイン、聞いてるのか!
本を読むのも、調べ物をするのもいいがな飯を食え、飯。
この世の生き物に必要不可欠なものは食事だ、食わないと知識も頭に入らねぇぞ!」
「んー…さて、今日の晩飯はどうするか…。
そろそろ新しいレシピを考えたいところだがなぁ…
アイン、あんた好きな飯とかあんのか?なんでも言えよ、作ってやるからさ」
「調味料は料理をうまくして、時には飾りになって
時には薬にもなる、味付けひとつで子供が食えない野菜が食えるようになったり
弱ってた老人が食えるようになったりする。だから、俺らが生み出す卵は
この世の宝だと俺は思ってんだよ」
「…よし、決めた。俺はお前の傍にいることにした!
あんたと居れば知識もつくし、新しいレシピも見つけられる
それに俺がいないと、あんた飯食わないだろ?だから、いるんだよ。
よろしくな、アイン」
男は白い白い蛇のように美しい男と絆を結び生涯、男のもとで料理をただひたすら作り上げた
男と共に旅をする先で見るすべてが彼にとって知識となり、また魔力になり
そして何よりも男の食べるその姿が彼が生み出す卵をより輝かせていった
長い月日の先、彼が生涯を終えるその瞬間彼が望んでやまなかった虹色に輝く卵がそっと木に実をつけた
その木は、一族の中でも特殊であり白い蛇のように美しい男がどこへでも持ち運べるように
小さな小さな鉢植えの中で育つ、木だったという
彼の名はそっと、歴史の書に刻まれたのだった
【閉幕】
彼は年老いた自身の顔を鏡で見つめ嘆き
同時に恐怖していた、隣で笑う美しい男を一人残していく事に
この男は、自分がいなくなった先でどの様に生きていくのか
見えない先の事を彼はただひたすら悩み考え
足元に落ちた小さな時計を見て、思い出すのだった
自身の時をとめ、生きながらえるあの異質な国を
「アイン、俺はやっぱりお前を一人にしていくことも
お前が一人で長いこの先を生きていく事も、いやだって思ったんだ
だから、これは俺の我儘。俺は時を止めてもお前といたいよ」
彼は出会った時と同じ無邪気な顔で笑い男を抱きしめた
その後、彼は虹色卵を残しこの世からは去ったと一族の間では語り継がれることになる
時を止め生きる人々が暮らす国「クレイドル」に真っ白で美しい男と、料理が上手い男が
ひっそり家を借り暮らし始めた事を知る者はごく一部のみだったという
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キャプションは随時更新いたします
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2015-09-09 06:25
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