【00課弐】一緒に【夏休みの災厄】

前回【illust/53240702】で、還り手：精神治療を行った紳也は古金坊へと語りかける。
「古金坊さん……僕は、僕達は……貴方を〝孤独〟にさせたくない。
このまま、怒りのままに暴れて黄さんの命を奪っても―――後には虚しさだけが残ってしまう。
そんな思いを……古金坊さんに抱えてほしくない。

怒りを捨てろとは言いません……相手を完全に許せとも言いません……でも、僕らの声に耳を傾けてくれるなら――他の方法で彼らに罪を償ってもらえるように考えませんか？
それに古金坊さん。貴方は山に帰る事以外にもやるべき事がありますよ……貴方の友人である御園生さんが、貴方を何処に連れて行ってあげたかったのかを、探してみましょう？

大丈夫です、貴方は一人じゃない……僕らも〝一緒に〟います。僕らは……〝友〟ですから」
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たぶん、もう言える時がないと思ったので(汗)
不都合でしたらスルーorパラレル扱いでお願いします！ 問題がありましたらメッセージでご連絡ください！

紅紳也【illust/51503114】