【千国大河】輝を記す者【最終期】
さあ、今日はどんなお話が聞きたい?
星の国の女神と信者の話?
龍を愛した王の話?
薔薇の女王と魔法使いの話?
歌う樹と男の話?
ああ、それとも竜を追い求めた少女の話かな?
それではお話しましょう。これはとある愛と絆の物語ーー
◆輝を記す者 リラ=マレーネ・P・P・A・R・イルシオン
(リラ=マレーネ・ポーンナイト・ピノ・アルテルト・リンツィアメント・イルシオン)
所属:青の歴史書/性別:女性/年齢:15歳/身長:154cm 一/二人称:私/君、あなた
ポイント:400Pt(強靭:100/知能:150/器用:50/機敏:50/幸運:50)
「いつか自分の物語を記すのが夢なんです。だから今日も旅をするんですよ、きっと素敵な出会いが待っているはずですから!」
(アフティリコスのフロリアン)
船上であろうと駆け回るほど元気がいい。楽しそうなものと美味しそうなものを見つけると一目散に駆けて行ってしまう。
(菜園鳥)
コンパスとして正確に働く寡黙な仕事人。よく人のことを観察するように見つめているが、何を考えているかは分からない。
(ヌー)
かっこいいと思っているのか常に葉っぱを咥えており、顔つきも凛々しい。しっかり者。
(イタチ)
リラが拾って来た子。呑気であまり動きたがらない。
前期(母):リーリエ=シェトナ・R・イルシオン【illust/54024777】/青の歴史書
「へっ子供達に聞かせてるお話?お母さんが教えてくれた4つだけだよ?な、何で?(5つ目がバレたらお母さん恥ずかしがるもの!せっかく素敵なお話なのに)」
前期絆相手様(父):ニイド・P・P・アルテルトさん【illust/53825174】/赤の歴史書
「お父さん!イス!助けてー!フロリーが駆けて行っちゃって大変なの!ああ、待ってよー」
前期絆相手様今期(妹):ヤラ・P・P・A・R・イルシオンさん【illust/54679174】/赤の歴史書
「ふふっヤラがしっかりしててくれるからお姉ちゃん助かってるのよ。ありがとう」
(イング、ヤラのことお願いね。しっかりしてるけどまだ幼いから心配なの。迷子にならないように見ていてあげて)
「ヤラの夢たくさんあってとっても素敵ね。お姉ちゃんも負けてられないわ!」
◆素敵な絆を結んで頂きました!
微睡む鯨島 アフウ/《夢幻王》 アフウさん【illust/54814780】/黄の歴史書
その日出会ったのは航海をする彼女には見慣れたはずの存在で、けれども空を泳ぐその姿は彼女の知るそれとは異なっていました。
「鯨が……空を泳いでいる?」
この広い世界何があっても不思議ではない。
そう思ってはいても簡単には目の前の光景が信じられず、呆然と眺めていれば、ゆっくりと空から落ちてきたその存在ーー大きな白鯨は海へと水飛沫を上げ着水し、力なく水面へと浮かびあがりました。
「あっ落ちた!急いで!あの白鯨の傍まで船を近づけてください!なんだか様子がおかしいみたい!」
船員達へと素早く指示を出し、迅速にしかし慎重に船を鯨へと近付けていけば、その背中には国のようなものがあること、また鯨自身が酷く弱っていることが分かりました。
自分達には手の施しようがないと分かった彼女はそれでも鯨の傍を離れられず、その日はそこで停泊することを決めました。
その晩眠りに落ちた彼女が迷い込んだのは見知らぬ世界。夜空と花畑が広がる美しくも何処か寂しげなその世界で、不思議な生物とたった一人の住人に出会いましたーー
「は、初めまして。えっと、そうですね……迷い込んでしまったみたいです。とても綺麗な所ですが、あなたは一人で此処にいらっしゃるのですか?……その、朝が来るまでまだ時間がありますし、良かったらお話でも」
「私はリラと申します。失礼でなければあなたのお名前は?ーーアフウさん、とても素敵なお名前ですね!あっごめんなさい!私お喋りが好きなんです、新しいことを知るとわくわくしてしまって……つい止まらなくなってしまうんです」
「私は船長を勤めているのですが、まだまだ未熟で……でも、いつか母のような立派な船長になることが夢なんです!そして私も素敵な物語を残せたら……」
彼女は住人へと自身の夢のこと、故郷のこと、朝が来るまで多くのことを話し、またその優しい世界のことを聞きました。
目が覚めれば船の上、不思議な世界で出会った住人の姿はありません。
“くじらから離れなさい”
そう言われたことを思い出しても彼女はくじらから離れることはせず、また次の夜を迎えました。
「ごめんなさい、アフウさん。また来ちゃいました。私、アフウさんに聞いた話が……この国が、誰の記憶にも残らず消えてしまうことが悲しいんです。ここは確かに子供達の逃げる場所だったのかもしれません。それでも、子供達の救いであり、彼らにとって必要な場所だったんだとそう思ってしまって……まだ子供の私がこんなことを言うのもおかしな話ですよね」
「私のことを大人として見てくださるんですね。……私ももう子供だと言い訳はしません。ーーお願いがあるんです。この国のこと、アフウさんのこと、私に記させて貰えませんか?お話した私のもう一つの夢、記すならあなたのことがいい」
「夢見ることは悪いことじゃありませんよ。私は、そう思います。……アフウさん、私と夢を追いませんか?ふふっ私にも新しい夢ができたんです!ーー貴方と世界を見て回りたい!」
自身を子供だと思っていた少女はいつしか立派な女性へと成長を遂げ、夢を叶えた彼女はまた新たな夢を抱きました。
かつての夢の国の住人と不思議な生物達を加わえ、夢を追う船は今日も海を行きます。
既知関係も募集しております。
メッセージに関しては3日以内にはお返事ができるように心がけています。
これを過ぎても返事がない場合は再送して頂けたましたら幸いです。
何か問題等ありましたら、お手数をお掛けしますがメッセージからお願い致します。
5期からの新規家系でしたが、楽しく最後を迎えることができました!
絆を結んで頂きましたニイドさん(soPra様)本当にありがとうございました……!
企画元様:千国大河【id=50050950】
素材お借りしております。【id=34948108】
星の国の女神と信者の話?
龍を愛した王の話?
薔薇の女王と魔法使いの話?
歌う樹と男の話?
ああ、それとも竜を追い求めた少女の話かな?
それではお話しましょう。これはとある愛と絆の物語ーー
◆輝を記す者 リラ=マレーネ・P・P・A・R・イルシオン
(リラ=マレーネ・ポーンナイト・ピノ・アルテルト・リンツィアメント・イルシオン)
所属:青の歴史書/性別:女性/年齢:15歳/身長:154cm 一/二人称:私/君、あなた
ポイント:400Pt(強靭:100/知能:150/器用:50/機敏:50/幸運:50)
「いつか自分の物語を記すのが夢なんです。だから今日も旅をするんですよ、きっと素敵な出会いが待っているはずですから!」
(アフティリコスのフロリアン)
船上であろうと駆け回るほど元気がいい。楽しそうなものと美味しそうなものを見つけると一目散に駆けて行ってしまう。
(菜園鳥)
コンパスとして正確に働く寡黙な仕事人。よく人のことを観察するように見つめているが、何を考えているかは分からない。
(ヌー)
かっこいいと思っているのか常に葉っぱを咥えており、顔つきも凛々しい。しっかり者。
(イタチ)
リラが拾って来た子。呑気であまり動きたがらない。
前期(母):リーリエ=シェトナ・R・イルシオン【illust/54024777】/青の歴史書
「へっ子供達に聞かせてるお話?お母さんが教えてくれた4つだけだよ?な、何で?(5つ目がバレたらお母さん恥ずかしがるもの!せっかく素敵なお話なのに)」
前期絆相手様(父):ニイド・P・P・アルテルトさん【illust/53825174】/赤の歴史書
「お父さん!イス!助けてー!フロリーが駆けて行っちゃって大変なの!ああ、待ってよー」
前期絆相手様今期(妹):ヤラ・P・P・A・R・イルシオンさん【illust/54679174】/赤の歴史書
「ふふっヤラがしっかりしててくれるからお姉ちゃん助かってるのよ。ありがとう」
(イング、ヤラのことお願いね。しっかりしてるけどまだ幼いから心配なの。迷子にならないように見ていてあげて)
「ヤラの夢たくさんあってとっても素敵ね。お姉ちゃんも負けてられないわ!」
◆素敵な絆を結んで頂きました!
微睡む鯨島 アフウ/《夢幻王》 アフウさん【illust/54814780】/黄の歴史書
その日出会ったのは航海をする彼女には見慣れたはずの存在で、けれども空を泳ぐその姿は彼女の知るそれとは異なっていました。
「鯨が……空を泳いでいる?」
この広い世界何があっても不思議ではない。
そう思ってはいても簡単には目の前の光景が信じられず、呆然と眺めていれば、ゆっくりと空から落ちてきたその存在ーー大きな白鯨は海へと水飛沫を上げ着水し、力なく水面へと浮かびあがりました。
「あっ落ちた!急いで!あの白鯨の傍まで船を近づけてください!なんだか様子がおかしいみたい!」
船員達へと素早く指示を出し、迅速にしかし慎重に船を鯨へと近付けていけば、その背中には国のようなものがあること、また鯨自身が酷く弱っていることが分かりました。
自分達には手の施しようがないと分かった彼女はそれでも鯨の傍を離れられず、その日はそこで停泊することを決めました。
その晩眠りに落ちた彼女が迷い込んだのは見知らぬ世界。夜空と花畑が広がる美しくも何処か寂しげなその世界で、不思議な生物とたった一人の住人に出会いましたーー
「は、初めまして。えっと、そうですね……迷い込んでしまったみたいです。とても綺麗な所ですが、あなたは一人で此処にいらっしゃるのですか?……その、朝が来るまでまだ時間がありますし、良かったらお話でも」
「私はリラと申します。失礼でなければあなたのお名前は?ーーアフウさん、とても素敵なお名前ですね!あっごめんなさい!私お喋りが好きなんです、新しいことを知るとわくわくしてしまって……つい止まらなくなってしまうんです」
「私は船長を勤めているのですが、まだまだ未熟で……でも、いつか母のような立派な船長になることが夢なんです!そして私も素敵な物語を残せたら……」
彼女は住人へと自身の夢のこと、故郷のこと、朝が来るまで多くのことを話し、またその優しい世界のことを聞きました。
目が覚めれば船の上、不思議な世界で出会った住人の姿はありません。
“くじらから離れなさい”
そう言われたことを思い出しても彼女はくじらから離れることはせず、また次の夜を迎えました。
「ごめんなさい、アフウさん。また来ちゃいました。私、アフウさんに聞いた話が……この国が、誰の記憶にも残らず消えてしまうことが悲しいんです。ここは確かに子供達の逃げる場所だったのかもしれません。それでも、子供達の救いであり、彼らにとって必要な場所だったんだとそう思ってしまって……まだ子供の私がこんなことを言うのもおかしな話ですよね」
「私のことを大人として見てくださるんですね。……私ももう子供だと言い訳はしません。ーーお願いがあるんです。この国のこと、アフウさんのこと、私に記させて貰えませんか?お話した私のもう一つの夢、記すならあなたのことがいい」
「夢見ることは悪いことじゃありませんよ。私は、そう思います。……アフウさん、私と夢を追いませんか?ふふっ私にも新しい夢ができたんです!ーー貴方と世界を見て回りたい!」
自身を子供だと思っていた少女はいつしか立派な女性へと成長を遂げ、夢を叶えた彼女はまた新たな夢を抱きました。
かつての夢の国の住人と不思議な生物達を加わえ、夢を追う船は今日も海を行きます。
既知関係も募集しております。
メッセージに関しては3日以内にはお返事ができるように心がけています。
これを過ぎても返事がない場合は再送して頂けたましたら幸いです。
何か問題等ありましたら、お手数をお掛けしますがメッセージからお願い致します。
5期からの新規家系でしたが、楽しく最後を迎えることができました!
絆を結んで頂きましたニイドさん(soPra様)本当にありがとうございました……!
企画元様:千国大河【id=50050950】
素材お借りしております。【id=34948108】
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2016-01-20 00:11
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