短時間挑戦 2825

　＊さて、本日の短時間挑戦からお車で御座います。
　御覧の通り前面部が結構分厚く、又ガラスの角度がそこそこ大きなデザインの一台。
　赤と黒というかなり強烈な色を纏いつつしっかりと纏まっておりますが、バランス取りに骨を折りお時間は35分という結果に。

　＊本日のお車はトヨタ社のサイオンブランドからtC Release Series 10.0で御座います。
　排気量や馬力などは不明。
　検索してもまともな情報が掛からないんですよねぇ。
　wikiは何故かサイズしか載せておりませんし。

　こちらのお車はトヨタ社の北米市場における若者向けブランドであったサイオンから発売される最後の一台で御座います。
　tCの特別限定仕様車で1200台限定販売となっております。
　ちなみに、このブランドで販売されていた86に関してはトヨタ86として北米市場でもその名前となるのだとか。
　そして、このtCに関してはブランド廃止と共に生産も終了するそうです。
　フロントリップスポイラーとエクステンデッドサイドスカート、トランクマウントスポイラーからなるボディキットにTDR製の低重心化スプリングに二本型の排気管と黒いホイール。
　サイオンブランドのバッジ、赤いステッチの入ったスポーツシートに赤いシートベルトとスペシャルフロアマット。
　シリアルナンバープレートが追加装備された、要は見た目に拘った特別限定車となります。

　当所の目的を果たしたので廃止されるサイオンブランドですが、逆を申せばそれ以上の見込みは望めなかったと言う事なんですよねぇ。
　何でも、若者向けの、要するに廉価版を販売するはずのこのブランドですが、そのお車の幾つかは何とメイドインジャパン。
　日本国内で販売されるお車でさえ中には海外で生産する物があるのにわざわざメイドインジャパンにした時点で価格高騰は必至。
　当然若者向けのお値段になるはずもなく売れないと嘆く結果に。

　日本国内で生産しているのですから少数であっても日本で販売すれば未だ生き残りは出来たかも知れないのですけれどねぇ。
　北米専売モデルと言う事で結局いちいち完成したお車を輸出する事で更にコストの上乗せまで掛かってどうにも本末転倒の事態を招いておりました。

　これからはブランドも又トヨタ一本に戻るようですし、一から出直しとなりますね。
　ですので、このお車はそう言った意味もあってレアリティーの高い一台となります。

　＊本日の搭乗者さんは赤と黒の若者向けの一台で御座いますので、普通の音を奏でる奏者さんで御座います。
　ドラムの姐さんと違い、やはり若々しい感性に任せた物を好む傾向のある奏者さん。
　カッパさんがカタログをお送りした所、こちらのお車がお気に召したご様子。
　ドラムの姐さんにバイクを届けるついでにこちらのお車も輸送。

　早速姐さんのバイクと共に広大な大地を駆け巡り音探しの旅を続けます。