ある寒い日のみきちゃん

レイナ「ああ～、寒いわね。さすがにここまで冷えていると、雪も降るでしょうね。とりあえずさっさとお参りして...、って、あれってひょっとして...」

美輝子「ん？なんだレイナか。どうした、何か驚いた表情して？ははあ、さては私の美貌にやられたか...」

レイナ「そうそう、まるで人間とは思えない...、って神様でしょうがッ！そうじゃないそうじゃない。なんでこんな寒いのに、薄着でいられるのよッ」

美輝子「なんだ、野暮なこと聞くんだな。そりゃあ神だからな。寒さも暑さも関係ない、一年中どんな格好でいようが大した問題じゃないのさ」

レイナ「なんだかざっくりとした答えだけれど、神様って存在は暑さも寒さも関係ないのね」

美輝子「私はそうだが、他の方々はどうかは知らんがな。まあ、八百万の神々、いろいろな性格の方がいらっしゃるさ」

レイナ「（わかったようなわからないような）」

ある寒い日に神社を訪れてみると、普段と全く変わらない格好のみきちゃんが。その一方で冬用のマントで防寒は万全なレイナさんとの対比が面白い。