【九十九路】ノンノ【アフター】

＊九十九路の羅針盤【illust/60865485】

「いつか、あのひとの愛し子たちとわたくしの路が交わる時がくるのかしら」

＊ノンノ／女性／10代後半
＊ポイント：200pt（強靭：0　知能：0　器用：0　機敏：0　幸運：200）

❀白い花を祀る小国の王族の血を引く少女。百年以上前、国王と契った花精の生き写しのような容姿を持って産まれた。産まれたばかりの頃より花にまつわる不思議な現象に見舞われ、その容姿もありかつての花精の再来であるとまで言われたが、得体の知れない彼女を畏れた周囲の者により幼い頃より谷間の小さな別邸に隔離され、閉じ込められて育った。
穏やかで物静かな、凪いだ空のような性格。日がな一日本を読んで、花を愛でて過ごす。白い花と青い空がすき。

❀白い花が屋敷を訪れた翌朝、国の資産を持ち出して突然出奔。現在は様々な路を渡り歩き、行く宛てもなく気ままに旅を楽しんでいる。
好んで訪れるのは花の綺麗な場所、それから、空が良く見える土地。

「これは、わたくしと彼女との賭けのようなものなのです」
「世界はとても美しいのね。小さな場所に閉じこもっていては、わからないことばかりだわ！」
「国へ戻れば私は罪人として裁かれるのでしょうね。ええ、それでもこの選択に後悔なんてしていないわ」
「“花たち”を見つけたら、色々な話をしてみたいの。どんな風に旅をして、どんな選択をしてきたのか。記憶として識っているそれと、実際に聞いたお話とではきっと色も香りも何もかも違うと思うの！　とても、とても楽しみだわ」

❀この辺り【illust/62426247】からの傍流のアフターからの新規です。既知については何かしらご縁がありましたらお声掛け頂ければ幸いです。
　何か問題等ございましたらご連絡ください。