オジロヌー再び

「こんにちは！元気にやってる？？」
「ぬ、ぬぅ……？」
「“あなた誰…？”って顔しないで！尻尾が白い方のオジロヌーだよ！」
「んー……ぬぅ……」
「以前ここに来たのに、オグロヌー全然気付いてくれないからビックリしたんだよ？」
「お尻とか触ってきたの、あなたでしたか……」
「言っとくけど、あなたに鉄板アイス勧めたのはこの私だからね！あの時は嬉しそうにぬぅぬぅ言いながら食べてたよね～」
「それは全然覚えてないですね……ぬぅ……」
「そうだ！これからダーツとかカラオケ行かない？？」
「いや、ちょっと営業中なんで……」
「いいから行こう！」
「お、オリックスさ～ん……」

アラビアオリックス「ん？どうしたの？」

「このオジロヌーさん……、もとい、このオジさん変なんです！」
「おっ、オジさん！？」

アラビアオリックス「えぇ……？？なんだ君は！！」

「なんだ君はってか！そうです！！私が変な……いや、“オジロヌーさん”を“オジさん”って略さないで！！」
「これがやりたかっただけなんです～…ぬぅ～…」