ジャパリカフェにて -シマハイイロギツネお手製-

「にぇっ！？大きいモンブランだにぇ！シマちゃんが作ったのぉ？？」
「うん！結構時間かかったけど、丹精込めて作ったの！人気出たらいいな～」
「あたしが振る舞った巨大スイートポテトに影響されたんだにぇ～、また今度作ってあげるゆぉ！」
「やったー！」
「シマちゃん、ここのジャパリカフェの方が居心地いいかい？？」
「こっちの方が何倍もいいと思う！キングチーターさんの下でカラメルソース布教してた時は色々と大変だったし……」
「やっぱりキングチーターちゃんみたいに押し売りするのは良くないと思うなぁ～、良さを伝えたい気持ちは確かに分かるけど、それで不快になる子もいるからにぇ～……あたしなんて4～5回もキングチーターちゃんから勧められたよぉ！」
「えっ！？そうだったんだ……アルパカさん、ごめんなさい……」
「別にシマちゃんが悪い訳じゃないんだから、良いって良いってぇ！」
「アルパカさん……私決めたよ！もう押し売りは絶対しない！」
「おっ、その心意気いいよぉ！うちの店でこれからも頑張ってにぇ～」
「うん！頑張る！」

ｶﾞﾁｬｯ

「あっ、お客さん来た！」
「ふわああぁ！ いらっしゃぁい！ よぉこそぉ↑ジャパリカフェへ～！ どうぞどうぞ……」

オオアルマジロ「あのー、今回ピーナッツバターをご紹介させていただきたくて、お伺いしたのですが……」

「……さっそく押し売りする子が現れたね、アルパカさん」
「……うん、とりあえず帰ってもらうかぁ」