透視群像の図

油彩、画布
ある日のサロンドシマジに一時を描いた群像画です。
人々が出会い、酒を酌み交わし、そして別れる。
そんなごく当たり前のサロンドシマジの風景がもうすぐ無くなります。
沢山の人達との出会いの場所となったサロンドシマジを私なりに再構成して描きました。
「透視」と言うタイトルの一部は物の本質を見る事の大切さを教えてくれた島地勝彦さんの思想に、油彩画の透明感や積層される感じが重なる気がしてつけました。
物質として絵画としてそこにモノの本質が見える事。
今東光大僧正の「視観」という言葉を具現化する意味でもあります。
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2020-03-04 19:44

 大沼悠輝


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