朱煜勲

清末民国初期にいた明太祖洪武帝朱元璋の末裔朱煜勲。
ネットで見つけた彼と思しき写真を元に描きました。元となった写真が白黒なので、色は当時の清朝関係者の服装から推察して塗りました。違うかもしれないし、合っているかもしれない。
２枚目は線画、３枚目は元画像といつもの画風で適当に簡単に描いた女の子です。（ピクシブだと、既存画像の写真だけだと、規約に引っ掛かりそうだったから。）
いつもとはちょっと違う絵柄ですが、画力の問題で何かイマイチ…。

清朝雍正帝の時に朱之璉が延恩候に封じられて以降、朱煜勲の一族は明の皇族の陵墓を管理する延恩候に封じられたそうです。清朝崩壊後も朱煜勲はしばらく紫禁城付近にいたみたいですが、生活苦から1929年に中華民国政府に援助を求め、それに対し民国政府は彼の延恩候の称号を廃止し、俸給を支払い、1933年には明の皇族の陵墓の管理の義務を終了したらしいです。なお、1933年に明皇族の陵墓管理の義務終了後の朱煜勲の記録は何も残っていないらしく、その後の行方は分かりません。
余談ですが、辛亥革命時朱煜勲を新たな中華皇帝にして、漢民族王朝を作ろうという動きはあったみたいです。もし実現したら、約300年ぶりに明王朝が復活したんでしょうね。まあ、国内外の事情や風潮などから皇帝に実権は全くなさそうですが。（名目上は厳格な立憲君主制という事になりそう。）

上記に述べた事は、主に私がネットで色々調べたものを自分なりにまとめたものです。（主にwikipedia参照。もう少しちゃんと知りたい方はwikipediaの延恩候のところを見てください。）明の皇族の子孫ってまだいるのかと疑問に思い、調べた結果彼が出てきました。ネット記事には中国語のやつもあったのですが、私は中国語をうまく読めないので…。（大学1年の時に第２外国語としてちょっとやっただけ。）
なので、誰かもっと詳しく知っている人がいたら教えてください。