寝苦しい夜(2021.3.11によせて)

こんばんは、m_katoさん。東大和のピカソです。 奥へ、奥へと吸い込まれていきそうなイラストですね。東日本大震災で怖い思い、悲しい思いをした人たちの心境と嘆き声を、近未来的な風景の中に織り込ませたのですね。

壮大なスケール感の宇宙戯曲を連想させる光の摩天楼。足元の揺らぎを感じさせる様に印象的な天の斜めの構造物。焚火の火の粉が舞うような幻想的な色遣いがメッセージのある美しさでうっとりし、一生懸命生きなければと元気を貰えました。

(続きです)(※目を皿のようにして探してしまいました(汗))、「夢の中でしか聞こえない声」を感じ取り続けているのでしょうか...。

近未来的な構造物と仄かなイルミネーションのような光が何処かサイバー空間を思わせる夜の中で、「夢の中でしか声を聞く事の出来なくなった愛した人たち」への様々な想いや安寧の願いに、足元で点々と咲く青い花の放つ光が「呼応」しているかのようでもあります...。構造物の上に乗っかるトリさん

(続き)世に言う「当事者」か否かに関わらず、震災をどう捉え、何を学び、どう向き合っていくのかを思いながら、今を生き抜く人たちの心に少しでも望みと安らぎがもたらされる事を祈りたいと思います。