処刑人

大和・武蔵・星見の３つの町から離れた場所にある巨大都市 ホワイトタウン。そこは高層ビルが並び、高級スーツを身にまとったビジネスマンやセレブ達が行き交う金持ちの街。表向きは名の通り上良階級の綺麗な場所だが、その裏では麻薬取引、違法改造武器の売買、更に禁じ手の人身売買まで行われている街だった。

何故なら、その街にある警察署本部の本部長はカメレオンの邪念魔(化け物)がすり替わって就任していて、ホワイトタウンの警察や弁護士は金次第で事件や事故を黒から白に変えていて、邪念魔は人々から水のように湧き出る悪しきオーラエネルギーを集めていたからだった。

その悪害はホワイトタウンを越えて、ババンが居る星見町にまで及んでいた。麻薬や違法改造された銃をバイヤー達が地元住人になりすまし、持ち込んで取り引きをしていたのだ。連日、地元新聞に載る銃や麻薬の記事。ババンは休みの日にバイヤーと接触し、改造ハンドガンを買った。
そして、ババンは取り引き場でバイヤーを射殺。その後、私刑(法律ではなく、個人で制裁を下すこと)をすることに溺れ、悪人を射殺する事に歓喜した。取り引き場の情報を得ると、次々とバイヤー達を射殺して行く。警察が事件現場に着くと、「骨も残らない程、高熱で焼かれた死体の跡があるだけ」だった。

今回、悪しき炎の能力に目覚め始めたババンを描きました^ ^ 竜が銃を構えるてるポーズ描くの難しい…！と何回も描いてやっと出来ました。おかげで雷虎のリャンフーより、ババン描くのに慣れましたw