F/A-28 『タイフーン』

F/A-28 『タイフーン』

〈性能諸元〉
全長19.65m
全高5.08m
全幅15.6m
空虚重量19,700kg
運用時重量31,800kg
最大離陸重量42,900kg
動力 F&L製 E-211-199/FG-20 A/B付きターボファンエンジン
最大速度M2.41 2871km/h
巡航速度M1.88 2240km/h
航続距離3,180km
フェリー時航続距離3,680km
[アビオニクス]
TF/APF-100 レーダー
TF/SV-99レーダー警報受信機
TF/GD-80ミサイル警報装置
TF/SA-69 チャフ・フレア・ディスペンサー
[武装]
M-80A3バルカン砲（500発）
[空対空装備]
MM-210 中距離ミサイルx8（胴体後部ウェポンベイ）
SM-80 短距離ミサイルx4 （胴体前部ウェポンベイ）
[空対地装備]
GM-55C 空対地ミサイルx4（胴体後部ウェポンベイ）
GB-180D 対地誘導爆弾
BGB-350 地中貫通誘導爆弾
[空対艦装備]
SM-80 空対艦ミサイル
SIM-320K 長距離空対艦ミサイル
LCM-22 長距離巡航対艦ミサイル

トリニジア空軍のF-GII汎用型迎撃戦闘機の後継機として、トリニジア空軍が統合戦術打撃群計画に基づいて開発した、第6世代戦闘機に分類される世界初のステルス戦闘機。
ミサイルや爆弾を胴体内に搭載するなどによるステルス性や、超音速巡航（スーパークルーズ）能力を特徴とする。そのステルス性の高さと様々な状況に対応出来る戦闘能力により世界最高クラスの戦闘能力を持つとされている。
同空軍が運用するF-GIIH戦闘攻撃機と同じく多用途戦術戦闘機に分類されるがステルス性を追求しながらより高い対地対空能力を持つため、ステルス性能を活かして対空装備を無力化したり、艦船や地上装甲部隊へのアウトレンジ攻撃をしたり、先代のF-GIIより高い空戦能力で戦域のより広範囲を制圧、支配し空だけでなく陸と海の戦域全体を制圧する航空支配戦闘機と言える。
1988年に開発が行われ、トリニジア空軍の試算では2007年から生産が開始され最終的に1800機の配備を予定していた。しかし開発の遅れや開発予算の削減に伴って機種転換訓練に向け2005年から、300機の配備が開始され、実戦部隊の運用開始は2010年8月だった。最終的な装備機数は1621機（試験機一機を含めた量産準備試験機以降の装備機数。試験機TMF-Xも含めると1624機）で開発費の高騰などで1機あたりのコストは1億5000万クールー（110億円）に達している。
〈運用〉
2007年からF-GIIの後継機として順次配備が進んでおり、2009年までに28の空軍飛行部隊と12の海軍航空隊に配備され2015年までに全空海軍航空部隊に引き渡される予定となっている。

機体前部と後部の左右下方に8つのウェポンベイを装備していて、エンジンは上下2連となっている他STOL、VTOL性能がある。またハンティングビーストモードと呼ばれる状態にすると主翼にハードポイントを最大で6つ増設し対地対空対艦能力が大幅に向上する。

1枚目 三面図
2枚目 トリニジア空軍塗装
2枚目 トリニジア空軍第11戦術打撃群塗装
3枚目海上自衛隊洋上迷彩塗装
4枚目コクピット