【まほとき】フラネーヴェ【魔法使い】
「わ、わたくしはその…共存の邪魔にならないようこもっているだけですので……」
◈R15 / いつか魔法を解きにきて【illust/95849633】に参加させていただきます。
[主催さま承認済みです]
◈フラネーヴェ -Furaneve
◈外見18~9ほど / 実年齢300↑ ◈Female ◈162cm
◈一人称:わたくし / 二人称:アナタ、~さん
「ふ、不可抗力だったのです…! うう、あまり怒らないでください……」
◈森の先にある洞窟の中の「月のしずくが満ちた湖」で生まれた魔法使い。
長年ひとりであったがゆえに人見知りであり、マイナス思考への勘違いも多ければすぐに困ってしまうなど、威厳に欠ける。
月のしずくの加護が付与された水に浸かると足は魚の尾へと変化する。人魚のような姿が本来の姿。自分の魔法でも水であれば加護の付与はできる。
思考がねじれてこじれた結果、怒っていたり恨まれていると思いつつも「また会える」ことに内心期待している。
◈(3/22) 素敵な御縁という再会をさせていただきました!
リズカ・ルースさん【illust/96707347】
――――――――――
魔法をかけたまま解かなかったわたくしを怒っていても仕方ないと、恨んでいても仕方ないと、ずっと心にとどめながら後悔だけをしていたのです。
だからわたくしは、アナタがそうだと感じながらも、
アナタには“そうだ”と思われなかったことを、口に出せなかったのです──。
誰も訪れないこの場所がわたくしの生まれた場所。目にする景色はどれだけの年月が経とうと変わったようには感じられない。
天より月明かりが湖を照らせば、わたくしの魔力が満ちるのを感じる。”月のしずくが満ちた湖”から生まれた魔法使い、それがわたくし。
そう、普段は、誰も訪れない。人間も、魔法使いも。
そのはず。
「────!」
その日は違った。誰も訪れないこの洞窟に、二度目の来訪。
何かに夢中になっていたことで住民がいたことに驚くその人と、人間が来たことと──その人間から自分の魔法の気配を感じて驚くわたくし自身。
ああ、なんと奇妙な夜なのでしょう。
いつからか心の中に抱いた「また会えるのでは」と期待してしまっていたそれは、あまりにも長い月日を経て、違う形であれ訪れてしまったのです。
リズカさんは、とても優しい人で、こんなわたくしともよくお話をしてくださる。
ここから出たことはないと言うわたくしに街でのことや、手に入る物を見せてくださったり、お菓子をくださったりと、よくしてくださる。
でも幾度とお話をしていくうちに、この人は……自分にかけられている魔法の元凶がわたくしにあるとは、気付いていないようだった。
魔法についての話をされれば、わたくしは、言葉が詰まる。
「わたくしは……生まれた時からここにいますし、出たいとは、思いません」
「何かご迷惑をかけたくありませんし、共存さえできれば、魔法使いと人間に不備はないと思っていますから…」
「ですから、長生きをしている感覚よりは……気付けば、人間が何代も変わっているほどの時間が経っています…」
リズカさんは時折、長く生きることや、不死について思うところがあるような会話をする。
魔法使いも死ぬ時は死ぬものだが、人間はもっと簡単にそうなるのだろう。だからきっと、その不安や恐怖は正しいもの。
わたくしがその手立てをしてあげることは、きっとできない。だってそれは、共存できればいいだけにも反している。
「わた、くしは……リズカさん、に…」
魔法をかけました、と言葉を絞り出す前にアナタは「また変なことを言ったね」と笑ってごまかす。
怒っているから、恨んでいるから切り出さなかったのだと思い違いせずに、すぐに、アナタにかかった魔法はわたくしのせいですと言えば良かったのに。
もう、知られて嫌われてしまうことを怖がって、それを切り出す勇気など到底ない。
知らないままであれば明日が訪れることを楽しみにしてくれるのかと、
アナタとお話することを楽しいと思うこの気持ちを分かち合ってくれるのかと期待している。
──ああ、わたくしはこんなにもズルかったのです。それでも、そんなわたくし自身を嫌いになりきれないなんて。
一度は奥底にしまい込んだ感情。考え。手段。
わたくしが彼にしてあげられる手立てなどないと思考を振り払っていたけれど、本当は……そんなことはなくて。
これを選ぶのは、わたくしのエゴなのです。
「リズカは……もし、人魚の肉を食べれば不老不死になれると言うのならば、どうしますか?」
⇒【https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17564220】
◈申請について
年齢・性別問いません、相性重視でご縁があればと思います。2人だけの関係を築くことができたなら幸いです。その上でHL/GL関係になるのでも構いません。
ありがたくもメッセージを頂けた場合、即日~2日以内にお返事させて頂きたいと思います。それを過ぎても返事がなかった場合、エラーを配慮して再送して頂けると幸いです。
◈その他としても、モブや既知設定などご自由にどうぞ(基本人見知りの引きこもりなので賑わってるところには進んで行かないのですが……)
◈外部ツールについて
Twitterしてます。鍵をしたままが多いです。交流もこちらでのやりとりが不安定になるため、ツイッターでもお話できたり絵を出させて頂けるとありがたいです。
「悪いのはわたくしなのに、恨まれていても、嫌われていても、わたくしは…アナタと違う形でも会えて嬉しい……などと思ってしまうのです」
(最終:05/11) その他不備があった時もメッセージでお知らせ下さい。
◈R15 / いつか魔法を解きにきて【illust/95849633】に参加させていただきます。
[主催さま承認済みです]
◈フラネーヴェ -Furaneve
◈外見18~9ほど / 実年齢300↑ ◈Female ◈162cm
◈一人称:わたくし / 二人称:アナタ、~さん
「ふ、不可抗力だったのです…! うう、あまり怒らないでください……」
◈森の先にある洞窟の中の「月のしずくが満ちた湖」で生まれた魔法使い。
長年ひとりであったがゆえに人見知りであり、マイナス思考への勘違いも多ければすぐに困ってしまうなど、威厳に欠ける。
月のしずくの加護が付与された水に浸かると足は魚の尾へと変化する。人魚のような姿が本来の姿。自分の魔法でも水であれば加護の付与はできる。
思考がねじれてこじれた結果、怒っていたり恨まれていると思いつつも「また会える」ことに内心期待している。
◈(3/22) 素敵な御縁という再会をさせていただきました!
リズカ・ルースさん【illust/96707347】
――――――――――
魔法をかけたまま解かなかったわたくしを怒っていても仕方ないと、恨んでいても仕方ないと、ずっと心にとどめながら後悔だけをしていたのです。
だからわたくしは、アナタがそうだと感じながらも、
アナタには“そうだ”と思われなかったことを、口に出せなかったのです──。
誰も訪れないこの場所がわたくしの生まれた場所。目にする景色はどれだけの年月が経とうと変わったようには感じられない。
天より月明かりが湖を照らせば、わたくしの魔力が満ちるのを感じる。”月のしずくが満ちた湖”から生まれた魔法使い、それがわたくし。
そう、普段は、誰も訪れない。人間も、魔法使いも。
そのはず。
「────!」
その日は違った。誰も訪れないこの洞窟に、二度目の来訪。
何かに夢中になっていたことで住民がいたことに驚くその人と、人間が来たことと──その人間から自分の魔法の気配を感じて驚くわたくし自身。
ああ、なんと奇妙な夜なのでしょう。
いつからか心の中に抱いた「また会えるのでは」と期待してしまっていたそれは、あまりにも長い月日を経て、違う形であれ訪れてしまったのです。
リズカさんは、とても優しい人で、こんなわたくしともよくお話をしてくださる。
ここから出たことはないと言うわたくしに街でのことや、手に入る物を見せてくださったり、お菓子をくださったりと、よくしてくださる。
でも幾度とお話をしていくうちに、この人は……自分にかけられている魔法の元凶がわたくしにあるとは、気付いていないようだった。
魔法についての話をされれば、わたくしは、言葉が詰まる。
「わたくしは……生まれた時からここにいますし、出たいとは、思いません」
「何かご迷惑をかけたくありませんし、共存さえできれば、魔法使いと人間に不備はないと思っていますから…」
「ですから、長生きをしている感覚よりは……気付けば、人間が何代も変わっているほどの時間が経っています…」
リズカさんは時折、長く生きることや、不死について思うところがあるような会話をする。
魔法使いも死ぬ時は死ぬものだが、人間はもっと簡単にそうなるのだろう。だからきっと、その不安や恐怖は正しいもの。
わたくしがその手立てをしてあげることは、きっとできない。だってそれは、共存できればいいだけにも反している。
「わた、くしは……リズカさん、に…」
魔法をかけました、と言葉を絞り出す前にアナタは「また変なことを言ったね」と笑ってごまかす。
怒っているから、恨んでいるから切り出さなかったのだと思い違いせずに、すぐに、アナタにかかった魔法はわたくしのせいですと言えば良かったのに。
もう、知られて嫌われてしまうことを怖がって、それを切り出す勇気など到底ない。
知らないままであれば明日が訪れることを楽しみにしてくれるのかと、
アナタとお話することを楽しいと思うこの気持ちを分かち合ってくれるのかと期待している。
──ああ、わたくしはこんなにもズルかったのです。それでも、そんなわたくし自身を嫌いになりきれないなんて。
一度は奥底にしまい込んだ感情。考え。手段。
わたくしが彼にしてあげられる手立てなどないと思考を振り払っていたけれど、本当は……そんなことはなくて。
これを選ぶのは、わたくしのエゴなのです。
「リズカは……もし、人魚の肉を食べれば不老不死になれると言うのならば、どうしますか?」
⇒【https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17564220】
◈申請について
年齢・性別問いません、相性重視でご縁があればと思います。2人だけの関係を築くことができたなら幸いです。その上でHL/GL関係になるのでも構いません。
ありがたくもメッセージを頂けた場合、即日~2日以内にお返事させて頂きたいと思います。それを過ぎても返事がなかった場合、エラーを配慮して再送して頂けると幸いです。
◈その他としても、モブや既知設定などご自由にどうぞ(基本人見知りの引きこもりなので賑わってるところには進んで行かないのですが……)
◈外部ツールについて
Twitterしてます。鍵をしたままが多いです。交流もこちらでのやりとりが不安定になるため、ツイッターでもお話できたり絵を出させて頂けるとありがたいです。
「悪いのはわたくしなのに、恨まれていても、嫌われていても、わたくしは…アナタと違う形でも会えて嬉しい……などと思ってしまうのです」
(最終:05/11) その他不備があった時もメッセージでお知らせ下さい。
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2022-03-08 03:37
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