【命巡】ホロルージュ【導く星】
「私はあなたに、私に見つけられたことを後悔して欲しくないだけ」
◈GL企画/命巡る星空の下で【illust/94904779】に参加させていただきます。
[主催承認済みです]
◈ホロルージュ(Horloge)
◈(外見)20代半ば / (実年齢)60歳ちょっと ◈167cm
◈時計座 ◈導く星
◈一人称:私 ◈二人称:あなた
「あなたも同じ立場になった時、私を覚えているのは邪魔でしょう? 忘れていいのよ」
◈落ち着いた風貌をしている導く星の女性。死期が迫っているのを感じながら、見つけた無垢の星に余生の思い出作りのつもりで優しく接している。
時計座の力から時計の針が正確に分かるため、自身の導く星が営んでいたこぢんまりとした「時計屋」を引き継いでいる。自分の代で終わっても未練はない、らしい。
◈記憶の邪魔になるくらいなら笑ってお別れして、忘れてくれた方がいいだろうと口にしつつも、本心は永遠に刻まれていたいし、彼女にとっての一番でありたい。願いともエゴとも言える感情がある。
◈(2/14) 素敵なご縁に巡り会いました!
フーリスさん【illust/95705147】
――――――――――
近頃、手足が透けることがある。これは寿命が近い前兆で、そこに悲しさはない。
けれど、それが近付いてきたとなると、もう一つ、見過ごせないことがある。
きっともうすぐだろうなと足を運んで、降ってきたのは可愛らしい女の子。青空のような爽やかな色に、星のような輝いた瞳。
「私はホロルージュ。あなたのお名前を聞いてもいいかしら?」
「フーリス……ふふ、素敵な名前ね。フーリス、これからあなたと一緒に過ごすことになるのよ。よろしくね」
フーリスは私にはなつこいところを見せるけれど、暮らしてる人々は分からなくて怖いみたい。
よく私の後ろに隠れてしまう、そんなところも可愛くて私はその姿を見ては微笑んで。ああ、彼女の傍にいられる限り、手助けをしてあげたいと思うの。
「私はこの「時計屋」が好きなの。フーリスも好きになってくれたら嬉しいわ」
先代より引き継いだお店を紹介して、興味を持ってくれるから時計のことを教えて、
フーリスが嬉しそうにしてくれるから私も教えたくなって。
刻々とあなたとの思い出が刻まれていく。
別れることを寂しくさせる要因が、刻まれていく。
あなたの好きなものを知っていくのが私も嬉しくて、私が大切なものをあなたも大事に思ってくれると嬉しくて。
「私のこと、いつか忘れてしまってね。その方があなたにとって邪魔にならないだろうから」
そんなこと、まだ物事を学んでいる途中のあなたに言うなんて酷だって分かっているのに。
寂しいを、悲しいを、これから知った時にどう思うかなんて、想像ができるのに。
私は本当はワガママで、奥底ではひどく誰かの記憶に刻まれたいと願っているのに。
「ねえフール、あなたに渡したいものがあるの」
「実はあなたと出会った時からずっと作っていたの、フールだけの懐中時計よ」
密かに作っていた時計にはあなたの星座を刻んだの。あなただけに贈る、私からの形が残る贈り物。
青みがかった銀色の丸い懐中時計。開いた中の盤面は私の色のような夜空に、髪飾りのような針。
私を忘れていいなんて口にしておきながら、私を忘れないような物を作って渡すなんて、本当に自分勝手なものね?
「フール、私にはあまり時間がないみたい」
「ごめんなさいね、まだまだあなたを放っておきたくなかったのだけれど」
「あなたが私を大切に思ってくれているように、私もあなたがすごく大切よ」
「私たちはいつかまた巡り会う。姿形は変わっても、また出会うことができるわ」
泣かせてしまってごめんなさい。いつの間にか私も泣いてしまったけれど。
でもね、涙が出るということは離れるのが嫌だと、いなくなるのが嫌だと思うから出るのよ。
だからあなたが泣いてくれること、嫌ではないの。……それもワガママね。
「フール、さよならは言わないわ。だから――」
「また会いましょうね」
あなたがルージュと呼んでくれたの、本当に嬉しかったわ。
私と巡り会ってくれたのがフール、あなただったのはきっと運命ね。
そしてまたあなたのもとへとやってくる。どんな形になっても、そう思えるの。
あなたは本当に私にとっての一番星よ。
「大好きよ、フール」
そしていつか、命巡る星空の下で再び会いましょう。
――――――――――
◈申請について
相性重視でご縁があればと思います。2人だけの関係を築くことができたなら幸いです。その上で家族のようでも、恋人のようになるのでも構いません(半年~2年のどこまでの寿命かは決めていません)
ホロルージュ自身はこう願っていますが、実際には円満関係でなくとも構いません。
ありがたくもメッセージを頂けた場合、即日~2日以内にお返事させて頂きたいと思います。それを過ぎても返事がなかった場合、エラーを配慮して再送して頂けると幸いです。
◈その他としても、細かく決めてはいませんのでお店に来た(会った)ことがあるなり、背景のモブとして使うなどご自由にどうぞ。
◈外部ツールについて
Twitterしてます。鍵をしたままが多いです。交流もこちらでのやりとりが不安定になるため、ツイッターでもお話できたり絵を出させて頂けるとありがたいです。
「本当は私、ワガママなの。あなたの記憶に、感情に刻まれ続けていたいのよ」
(最終:03/03) その他不備があった時もメッセージでお知らせ下さい。
◈GL企画/命巡る星空の下で【illust/94904779】に参加させていただきます。
[主催承認済みです]
◈ホロルージュ(Horloge)
◈(外見)20代半ば / (実年齢)60歳ちょっと ◈167cm
◈時計座 ◈導く星
◈一人称:私 ◈二人称:あなた
「あなたも同じ立場になった時、私を覚えているのは邪魔でしょう? 忘れていいのよ」
◈落ち着いた風貌をしている導く星の女性。死期が迫っているのを感じながら、見つけた無垢の星に余生の思い出作りのつもりで優しく接している。
時計座の力から時計の針が正確に分かるため、自身の導く星が営んでいたこぢんまりとした「時計屋」を引き継いでいる。自分の代で終わっても未練はない、らしい。
◈記憶の邪魔になるくらいなら笑ってお別れして、忘れてくれた方がいいだろうと口にしつつも、本心は永遠に刻まれていたいし、彼女にとっての一番でありたい。願いともエゴとも言える感情がある。
◈(2/14) 素敵なご縁に巡り会いました!
フーリスさん【illust/95705147】
――――――――――
近頃、手足が透けることがある。これは寿命が近い前兆で、そこに悲しさはない。
けれど、それが近付いてきたとなると、もう一つ、見過ごせないことがある。
きっともうすぐだろうなと足を運んで、降ってきたのは可愛らしい女の子。青空のような爽やかな色に、星のような輝いた瞳。
「私はホロルージュ。あなたのお名前を聞いてもいいかしら?」
「フーリス……ふふ、素敵な名前ね。フーリス、これからあなたと一緒に過ごすことになるのよ。よろしくね」
フーリスは私にはなつこいところを見せるけれど、暮らしてる人々は分からなくて怖いみたい。
よく私の後ろに隠れてしまう、そんなところも可愛くて私はその姿を見ては微笑んで。ああ、彼女の傍にいられる限り、手助けをしてあげたいと思うの。
「私はこの「時計屋」が好きなの。フーリスも好きになってくれたら嬉しいわ」
先代より引き継いだお店を紹介して、興味を持ってくれるから時計のことを教えて、
フーリスが嬉しそうにしてくれるから私も教えたくなって。
刻々とあなたとの思い出が刻まれていく。
別れることを寂しくさせる要因が、刻まれていく。
あなたの好きなものを知っていくのが私も嬉しくて、私が大切なものをあなたも大事に思ってくれると嬉しくて。
「私のこと、いつか忘れてしまってね。その方があなたにとって邪魔にならないだろうから」
そんなこと、まだ物事を学んでいる途中のあなたに言うなんて酷だって分かっているのに。
寂しいを、悲しいを、これから知った時にどう思うかなんて、想像ができるのに。
私は本当はワガママで、奥底ではひどく誰かの記憶に刻まれたいと願っているのに。
「ねえフール、あなたに渡したいものがあるの」
「実はあなたと出会った時からずっと作っていたの、フールだけの懐中時計よ」
密かに作っていた時計にはあなたの星座を刻んだの。あなただけに贈る、私からの形が残る贈り物。
青みがかった銀色の丸い懐中時計。開いた中の盤面は私の色のような夜空に、髪飾りのような針。
私を忘れていいなんて口にしておきながら、私を忘れないような物を作って渡すなんて、本当に自分勝手なものね?
「フール、私にはあまり時間がないみたい」
「ごめんなさいね、まだまだあなたを放っておきたくなかったのだけれど」
「あなたが私を大切に思ってくれているように、私もあなたがすごく大切よ」
「私たちはいつかまた巡り会う。姿形は変わっても、また出会うことができるわ」
泣かせてしまってごめんなさい。いつの間にか私も泣いてしまったけれど。
でもね、涙が出るということは離れるのが嫌だと、いなくなるのが嫌だと思うから出るのよ。
だからあなたが泣いてくれること、嫌ではないの。……それもワガママね。
「フール、さよならは言わないわ。だから――」
「また会いましょうね」
あなたがルージュと呼んでくれたの、本当に嬉しかったわ。
私と巡り会ってくれたのがフール、あなただったのはきっと運命ね。
そしてまたあなたのもとへとやってくる。どんな形になっても、そう思えるの。
あなたは本当に私にとっての一番星よ。
「大好きよ、フール」
そしていつか、命巡る星空の下で再び会いましょう。
――――――――――
◈申請について
相性重視でご縁があればと思います。2人だけの関係を築くことができたなら幸いです。その上で家族のようでも、恋人のようになるのでも構いません(半年~2年のどこまでの寿命かは決めていません)
ホロルージュ自身はこう願っていますが、実際には円満関係でなくとも構いません。
ありがたくもメッセージを頂けた場合、即日~2日以内にお返事させて頂きたいと思います。それを過ぎても返事がなかった場合、エラーを配慮して再送して頂けると幸いです。
◈その他としても、細かく決めてはいませんのでお店に来た(会った)ことがあるなり、背景のモブとして使うなどご自由にどうぞ。
◈外部ツールについて
Twitterしてます。鍵をしたままが多いです。交流もこちらでのやりとりが不安定になるため、ツイッターでもお話できたり絵を出させて頂けるとありがたいです。
「本当は私、ワガママなの。あなたの記憶に、感情に刻まれ続けていたいのよ」
(最終:03/03) その他不備があった時もメッセージでお知らせ下さい。
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2022-01-23 00:25
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